新町にある大束富くじ場跡碑で江戸期この付近に大束入札場所があった。
富座で求めた諸口の合鑑(相鑑)紙と木駒に同一の番号、口名や思い思いの文句を書いて、合鑑紙は加入者が保管しており、木駒は桶に入れて指定期日に桶の小穴より木駒を突いて当り籤を決定していた。宮島では焚き木の大束が特産品であり、これを入札するという形で富籤が行われていたようである。
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