伊賀市の上野公園内にある伊賀文化産業城と称する現代の城を見物した。木造で建築されているが史的考証による設計ではない模擬天守のようである。公園内には一風変わった俳聖殿という建物があった。当市は松尾芭蕉の生誕地のようであり、松尾芭蕉の旅姿を模して有名な建築家伊藤忠太が設計したようである。昭和17年(1942)の現代建築であるが国の重文に指定されているようである。
伊賀市の上野公園内にある伊賀文化産業城と称する現代の城を見物した。木造で建築されているが史的考証による設計ではない模擬天守のようである。公園内には一風変わった俳聖殿という建物があった。当市は松尾芭蕉の生誕地のようであり、松尾芭蕉の旅姿を模して有名な建築家伊藤忠太が設計したようである。昭和17年(1942)の現代建築であるが国の重文に指定されているようである。
宇治上神社拝殿
宇治上神社本殿
宇治上神社摂社春日神社
宇治神社本殿
宇治発電所
宇治川を挟んで平等院の真向かいに位置する宇治上神社を参詣した。拝殿と本殿は国宝で摂社の春日神社は国重文ということであり、拝殿の屋根が特徴的で優美な屋根曲線の寝殿造りを思わすような建物である。屋根は一見入母屋造りのように見えるが、切り妻造りに片流れの庇を設けた優美な手法で縋破風(すがるはふ)と称するようである。
旅程は当神社だけであったが、徘徊癖が疼き出し隣接している国重文の本殿がある宇治神社を参詣し、琵琶湖水を水源とする瀬田川より導水している宇治発電所を遠望した。大正2年(1913)に竣工しているが、平等院、宇治上神社、宇治神社などがある地であり見えないよう景観に配慮して設置されたようである。