組み立て開始。
SRX600。
クランクケースにベアリングやオイルシールを打ち込んで、テープで養生する。
これは左ケースの内側。
同じく外側。
ドライブアクスルのオイルシールはまだ入れない。
右ケースの内側。
養生した外側。
メインアクスルのベアリングの止め輪を外側で抑えるプレートの、取り付けスクリュー。
外すとき頭ナメたから交換。
クランクシャフトの検査。
レースに出るわけでないから、使用限度内ならそのまま使おう。
クランクシャフトのブレは、中央付近をVブロックで支えて、シャフト先端で、右0.01mm、左0.015mm。限度内だ。
シャフトのブレは、左右ともクランクピンのある方向に振っていた。
定盤がないから、ガラステーブルの強化ガラスの天板を作業台に敷いている。
クランク組み立て幅と、コンロッドのサイドクリアランスも測定。
組み立て幅は75.00mm、サイドクリアランスは0.53mmで、いずれも使用限度内。
よかった、クランクは無事だぞ。
クランクシャフトに組まれている左のベアリングは、異音もカジリもないけど、ほんのごくわずかにガタがあるような気がする。でも普通に動くのに必要なクリアランスのような気もする。
このクランクの左ベアリングは、パーツリストには出てこないから、今んとこ頼んでない。
んー、どうすっかな。
どうすっか考えてる間に、ヘッドのクリーニング。
ヘッドのモールドは1VJ00。1VJはいわゆる単テネ、XT600Zの2型だっけ、俺のSRXと同時期のモデルだ。