タコ。
SRX600。
トランスミッションの詰めは一旦置いといて、バルブを外してみることにした。
どんなもんかと気になったから、ちょっと寄り道だ。
バルブスプリングコンプレッサーでバネを詰めて、磁石でコッターを外している。
バルブを外した燃焼室。
写真上の小さい穴2つが排気ポート、下の大きい2つが吸気ポート。
吸気のセカンダリ側は、キャブが閉じ気味の時間が長いためだろうけど、プライマリ側より汚れている。
スパークプラグ座面には、ガス漏れによると思われるデポジットがたまっていた。
最小限の座面は一周り残ってるし、俺が使ってる間はガス漏れはなかったけど、以前の使われかたなんだろうな。
座面をクリーニングした。
バルブシートにはカーボンの噛み込みがある。
カーボンを除去したら、吸気側はキレイになったけど、排気側はバルブシートが虫食いになってしまっていた。
キレイにできるか、試しにタコ突きしてみよう。
このタコ棒はストレートで買ったんだったかな。ずいぶん久々の登場になるけど、まだちゃんと吸い付いてくれた。
擦り合わせ中の状況確認。
点在する虫食いなので、排気ダダ漏れではなかったと思われる。
キレイにしたバルブの笠に光明丹をつけて…。
擦り合わせ後の当たり幅や当たり位置は、バルブ、シートとも、まだまだ限度内。
これならなんとか使えそうだから、一安心だ。
ヘッドフィンだけでなく、吸気側にも1VJのモールド。
カムジャーナルのオイル溜まりにも1VJのモールド。
1VJのヘッドは、バルブの径やセカンダリの吸気ポートの径が1JKと違うはずだ。こんだけあちこちにモールドしてあれば取り違えも防げるってことなのかな。
てことで、寄り道終了。