腰下組み上げ。
温室のような物置で、SRX600の腰下組み上げの続き。
カムチェーンとガイドバーを入れてから、マグネトーローターを取り付ける。
安物のローターホルダー買ったら短かったので、エーモンステーでバンドを継ぎ足した。
ロックワッシャ、サークリップ、Oリング、ガスケットなどは、基本新品にする。
プライマリードライブギア取り付け。
新品のオイルポンプには、初期吸引力をよくするためにグリスを詰めておく。
スカベンジ系統のOリングも忘れず入れる。
パーツカタログでは、ポンプのシールはこのOリングだけだ。
ポンプキットには、フランジのガスケットが入っている。
品番でわかるとおり、3SXとかだと、このガスケットが使われている。
ちなみに、5Y7エンジンのXT400Eにも、このガスケットが入っている。
ギアのアライメントとかも一応見て、ガスケットが付いてて悪いこともなさそうなので、入れておくか。
オイルポンプのギア。
元のギアと大きさや歯数は同じ。
でも品番は違う。
オイルポンプまで組んだ右側。
ドレンボルトは、社外品の磁石付きのに替えてみよう。
クラッチボスをホルダーで押さえて取り付け。
ロックワッシャを折る。
クラッチ板を入れて、プレッシャプレートとボスの合いマークを合わせて、クラッチを組む。
クラッチの点検結果は、スプリングは41.6-41.9mm、プレート厚さは2.77-2.80mmと2.96-3.00mmとほとんどヘタってなく、ディスクの歪みもなかった。
ひょっとして交換されたばっかりだったりして、って思うくらい。
クラッチも組んだ右側。
クラッチプッシュレバーを、ケース側のマークにレバーの指針が合うように調整。
ニュートラルスイッチのチェック。
ニュートラルでON。
ギアを入れてOFF。OKだ。
このスイッチは、シフトカムのドラムのデベソで作動している。
ケースカバーをもう一度洗って、取り付ける。
右カバー内の、クランクシャフト右端とキックシャフト、それとデコンプレバーシャフトのオイルシールは交換し、オイルラインのチェックボールのバルブシートも交換した。
左カバーも洗う。
カバーにはジェネレータコイルなども取り付け。
この写真は裏側で上下も逆だが、写真で右側の2つの大きい穴の間は、スカベンジオイルの通路になっている。
ガスケットキットには、微妙に違うガスケットも入っていた。
ガスケットキットはSRXとXTの共用なので、XTの左カバーは形が違うのかもしれない。
左カバーを付けて、ニュートラルスイッチを結線。
おー腰下組みあがったぞ。
あとは腰上だ。