復活。
SRX600の続き。
午前中用事があったので、昼からの作業になった。
まずはキャブレターを取り付け。
取り付ける前に、一度フロート室を外して、ジェットを洗浄しといた。
デコンプケーブルを接続して、遊びを調整。
ケーブルには油を注しておいた。
デコンプの作動試験がてら、プラグのスパークチェックも行った。
シフトロッドは錆びてたので、せっかくだから交換。
部品はだいぶ前に買ってあった。
シフトペダルのゴムも交換。
ゴムはNTBの社外品。
シフトペダルを接続して、ポジションを調整。
んー、こんなもんだったかな。
磨いたエキパイを取り付け。
取り付けたら、キレイに焼けるように、よく脱脂しておく。
マフラーも取り付け。
オイルフィルター組み付け。
タンクをとりあえず付けて、試運転態勢になったので、久しぶりに物置から出した。5/29以来だ。
タンクをキャブにつなぐ前に、ホースと燃料コックをフラッシングしといた。
あとは、オイル入れなきゃ。
オイルは、オーバーホール後は2400mlが指定量。
もっとも、タンクには2リットル弱しか入らない。
オイルが回りやすいように、指定の10W-40を入れる。
気分のもんかもしれないけどな。
オイルクーラーフィッティングの間にあるスクリュを緩めて、まずはここからオイルが出るまで、ひたすらキック。
スパークプラグは外しておく。
次は、オイルフィルターの上のエア抜きから出るまでキック。
オイルが出たら、さらにキックして、ヘッドにオイルを回す。
プラグを付けて、いよいよ火入れ。
チョーク引いてキック一発、エンジンは簡単に始動した。
始動後しばらくは、シリンダー内に塗りたくったオイルのせいで、薄く白煙を吐いていた。
少しアイドリングさせて、オイルを回しつつ、ガスやオイルの漏れをチェックする。
久々に10W-40なんて柔らかめのオイル入れたので、エンジンが暖まるまで、音はいつもよりガサついている気がする。
でも、1000rpmで安定してアイドリングしている。
アイドリングは1200rpmに調整してたはずなので、少し下がったようだ。
シリンダーの気密がよくなった効果なのかな。
漏れはないみたいなので、一旦エンジン止めて、残りのオイルを入れる。
ほんの数分アイドリングしただけで、早くもエキパイがうっすら金色に焼けてきていた。
シートとサイドカバーを付けて、いざテストラン。
まずは、何かあっても押して帰れるくらいの、すぐ近所を試運転。
一旦点検して、異常がなさそうなので、試運転がてら、10kmほど先のGSで給油してきた。
エンジンは至って普通だし、ミッションもまったく普通。てことはすなわち好調ってことだな。
当然ながら、5速ギアに入れても変な音がしないので、快適そのものだ。
ピストンリングや5速ギア、ベアリングなんかが新品なので、慣らし運転であまり回転は上げれない。
24kmほど走った後のエキパイ。金色が濃くなっている。
触ってみたら、オイルクーラーにも、きちんとオイルが回っていた。
エンジンが完全に暖まったところで、アイドリングを1200rpmに再調整。
エンジン止めてから各部の緩みをチェックしつつ点検したけど、今のところ、オイル漏れ等は見当たらない。
よしよし、苦節2ヶ月、とうとう復活したぞ。さっそく明日から戦列復帰だな。