今日は久しぶりのオーストラリア・パース・ネタで写真付き。と言っても、虫除け網付き帽子を買った話にすぎないのだが。
今年3月につづき、9月中から40日ほどパースに行くことにしました。しかしパースの夏(10月から1月)はハエの天下。ブッシュ・フライは、9月、10月に気温が上昇し始めると、オーストラリアの2000万頭もの牛の糞を繁殖場にして大量発生し、急増します。毎年10月上旬に風に乗ってハエが南西のほうに運ばれて来て、パース周辺でも突然ハエの数が増えます。12月にはピークに達し、その後、夏の暑さで牛の糞が乾燥してくるため繁殖率が低下し、1月の終りまでには大幅に減少します。
2006年2月3日オーストラリア・ゴールドコーストのロイヤル・パインズ・リゾートで行われた女子ゴルフのANZレディース・マスターズ第2ラウンドで宮里藍さんがパットを打つ瞬間に、まといつくハエを追い払いました。このときボールが動き役員を呼んで確認し、風によるとしてそのまま打ちました。終了後ビデオでパターのヒールがボールに当たっていたことを確認したので、誤所からのプレーとして 2ペナとなってしまいました。憎っくきはハエ!
昨年パース郊外のJohn Forrest National Parkへ行ったときの写真をご覧ください。
どこまで行ってもこの状態でした。小さなハエなので汚い感じはしないのですが、人の汗や唾液を目当てに、しつこくまとわりつき、とくに口をねらってくるのでわずらわしいのです。パースの市内は「あっ、居るな」といった程度ですが、郊外に行くと、群がるハエを追い払うのに、手がくたびれて、小型の扇風機を頭に乗せたいくらいです。
そこで、コープかながわのカタログショッピングでハエ避け網付きの帽子(婦人用防虫サファリ、2色組2,480円)を購入しました。市内では網をたたんだ上の写真の状態で、郊外では恥ずかしさをがまんして、網を下ろした下の写真の状態にするつもりです。