hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

退職生活のパートナー、24時間風呂

2006年08月22日 | リタイヤ生活

 

 

24時間風呂をご存知ですか?

お風呂のお湯を常に循環・浄化(殺菌装置はシステム内に常設)・保温して、24時間いつでも入浴可能にした浴水循環ろ過装置を「24時間風呂」と呼びます。既存の風呂の縁に装置を置き、取込口、噴出口を持つ筒を風呂に差込む形式のものが多いと思います。

 

浴水を循環させ、フィルター部で髪の毛などの大きなゴミを除去します。電気ヒーターなどで24時間設定温度に保温し、濾過材などで浴水を浄化します。更に殺菌装置を装備しているものもあり、いつでもお風呂は清潔です。

 

24時間風呂の出荷台数は、昭和59年度から始まり、平成7年度の28.2万台、平成8年度23.6万台をピークに、レジオネラ菌による衛生対策が問題になった平成9年度は5.8万台に一気に激減し、その後も減少して平成16年度には2.7万台にまで落ち込んでいます。

もちろん現在は業界基準もあり、きちんとした手入れをすれば、衛生上全く問題はありません。もっと流行っていいものと思います。

(24時間風呂協議会によれば平成31年3月末現在で約180万台強)

 

何と言っても、毎日が日曜日で、24時間自由時間の退職者には、一日何度でもお風呂に入れる、夜中や早朝に遠慮なくお風呂に入れるという魅力は大きなものがあります。いつでも清潔な風呂は家に温泉があるようなものです。

夏は、もう日が出て暑くなった9時過ぎに起きて、汗かいたからと軽く風呂に入り、昼間、庭で軽く仕事した後で、あるいは散歩から帰ってから風呂に入り、さらに夜寝る前にさっぱりするからと風呂に入ることも可能です。冬は毎日温泉気分です。

 

24時間風呂の利点

一日何度でも、いつでもお風呂に入れる。これが何と言っても一番の利点です。

メンテは必要ありますが、毎回風呂掃除をしなくても良いし、沸かしなおしや湯加減をみなくてもいつでも温度は一定です。さらに風呂の水を入れ替えないでよいので節水になります。大家族の場合は特にお得だとおもいます。

 

24時間風呂の欠点(数値は私の家の例)

装置が高い(設置費含め35万円)

電気代が高い(200/日=6千円/月)

厳密には23時間風呂です。毎日、設定した時間から、1時間×2回塩素での消毒が自動的に行われ、後半の30分×2回の間は風呂に入れません。

メンテが必要で(慣れると簡単です)、部品代が年1.5万円くらいかかります

         プレフィルターを毎日取替:実際は数日置きで、1分くらいで終わります。

         週に一回の自動熱洗浄(ボタンを押すだけ)

         1ヶ月1度、薬剤袋交換、湯船洗浄、浴水交換など待ち時間を入れずに30分程度の作業

         半年に一回、ろ過材、制菌ユニット交換

 

24時間風呂協議会  のデータを参考にしました。

 

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