世界各国の肥満率
OECD各国の、オーバーウエイトか、さらに進んだ肥満となっている人の割合が報告されている。
オーバーウエイトか肥満の率が高いのは、米国(66 %)、英国(63 %)、メキシコ(62 %)、オーストラリア(58 %)、カナダ(58 %)と、驚くほど太りすぎの人の割合が高い。日本の肥満率は3%とOECD各国の中でもっとも小さいが、わずかながら増加傾向にある。
私はオーストラリアとカナダに良く行くが、日本人ではあり得ないような驚くように太った人が多い。男性より女性に肥満の人が多いような気がした。これらの国々では社会問題の一つにもなっており、スナック菓子を食べさせないなど、とくに子どもに対する肥満対策が提案されている。
OECD Factbook 2007, Quality of life, HEALTHより
http://titania.sourceoecd.org/vl=5276871/cl=17/nw=1/rpsv/factbook/11-01-03.htm(英文)
肥満の定義
WHOは、BMI (the body mass index =体重(kg) /身長(m)2 ) が25から30をオーバーウエイトで、30以上を肥満としている。オーバーウエイトは、身長160mなら64kg以上、170cmなら72kg。肥満は、身長160mなら77kg、170cmなら87kgということになる。調査対象は15歳以上。
オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、英国、米国は健康診断での実際の身長、体重の測定値だが、大部分の国はインタビューによる値である。「前者の値は一般に後者より信頼でき、そして大きな値となる」と報告書にあるが、インタビューされた女性は体重を希望をこめて少なめに言うのだろう。
結果
OECDの11の国、米国、英国、メキシコ、オーストラリア、カナダ、ギリシャ、ニュージーランド、スロベニア、ルクセンブルグ、ハンガリー、チェコでは、成人の50%以上がオーバーウエイトか肥満となっている(半分が太りすぎの国)。
成人の間での肥満の蔓延は、日本や韓国の3%から、米国の32%までの広がりがある。32%の人が肥満とは驚くべき数値だ。
米国:32.2 %(2004年)、メキシコ:24.2 %(2000年)、英国:23 %(2004年)、ギリシャ:21.9 %(2003年)、オーストラリア21.7 %(1999年)、・・・・・、日本:3.2%(2003年)、韓国:3.2%(2003年)
過去の一連の調査結果によれば、肥満の割合は米国で過去20年の間に2倍以上になっており、オーストラリアでは約3倍に、英国では3倍以上になっている。多くの西欧諸国での肥満は過去10年確実に増加している。
性別による差異は大きい。ほぼすべての国で、より多くの女性が男性よりオーバーウエイトで、逆なのは、日本、スイス、オーストリアのみである。
OECD諸国の半分の国で、多くの男性が女性より肥満である。逆なのは、米国、英国、トルコ、日本など数カ国のみである。
オーバーウエイトと肥満の合計の割合は、男性が女性より大きく、逆なのはメキシコとトルコだけである。
(この項、原文の説明文と、データでは、男女が逆となっている。ここでは、データを正しいとした)
OECD各国の、オーバーウエイトか、さらに進んだ肥満となっている人の割合が報告されている。
オーバーウエイトか肥満の率が高いのは、米国(66 %)、英国(63 %)、メキシコ(62 %)、オーストラリア(58 %)、カナダ(58 %)と、驚くほど太りすぎの人の割合が高い。日本の肥満率は3%とOECD各国の中でもっとも小さいが、わずかながら増加傾向にある。
私はオーストラリアとカナダに良く行くが、日本人ではあり得ないような驚くように太った人が多い。男性より女性に肥満の人が多いような気がした。これらの国々では社会問題の一つにもなっており、スナック菓子を食べさせないなど、とくに子どもに対する肥満対策が提案されている。
OECD Factbook 2007, Quality of life, HEALTHより
http://titania.sourceoecd.org/vl=5276871/cl=17/nw=1/rpsv/factbook/11-01-03.htm(英文)
肥満の定義
WHOは、BMI (the body mass index =体重(kg) /身長(m)2 ) が25から30をオーバーウエイトで、30以上を肥満としている。オーバーウエイトは、身長160mなら64kg以上、170cmなら72kg。肥満は、身長160mなら77kg、170cmなら87kgということになる。調査対象は15歳以上。
オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、英国、米国は健康診断での実際の身長、体重の測定値だが、大部分の国はインタビューによる値である。「前者の値は一般に後者より信頼でき、そして大きな値となる」と報告書にあるが、インタビューされた女性は体重を希望をこめて少なめに言うのだろう。
結果
OECDの11の国、米国、英国、メキシコ、オーストラリア、カナダ、ギリシャ、ニュージーランド、スロベニア、ルクセンブルグ、ハンガリー、チェコでは、成人の50%以上がオーバーウエイトか肥満となっている(半分が太りすぎの国)。
成人の間での肥満の蔓延は、日本や韓国の3%から、米国の32%までの広がりがある。32%の人が肥満とは驚くべき数値だ。
米国:32.2 %(2004年)、メキシコ:24.2 %(2000年)、英国:23 %(2004年)、ギリシャ:21.9 %(2003年)、オーストラリア21.7 %(1999年)、・・・・・、日本:3.2%(2003年)、韓国:3.2%(2003年)
過去の一連の調査結果によれば、肥満の割合は米国で過去20年の間に2倍以上になっており、オーストラリアでは約3倍に、英国では3倍以上になっている。多くの西欧諸国での肥満は過去10年確実に増加している。
性別による差異は大きい。ほぼすべての国で、より多くの女性が男性よりオーバーウエイトで、逆なのは、日本、スイス、オーストリアのみである。
OECD諸国の半分の国で、多くの男性が女性より肥満である。逆なのは、米国、英国、トルコ、日本など数カ国のみである。
オーバーウエイトと肥満の合計の割合は、男性が女性より大きく、逆なのはメキシコとトルコだけである。
(この項、原文の説明文と、データでは、男女が逆となっている。ここでは、データを正しいとした)