4日目、マインツに入港後、バスで約1時間、ハイデルベルク市内観光へ。
ドイツは自転車大国。
大きな道路の歩道にはほとんどレンガ色の自転車専用道路が区分されている。
現地ガイドさんに注意されたのは、歩道の車道よりにある自転車専用道路に入らないこと。
多分ここで自転車にぶつかって怪我をしても旅行傷害保険は大幅減額されるだろう。
自転車はけっこうなスピードで走って来る。駅前には、自転車が一杯。
大学広場へ。右手はハイデルベルク図書館。
図書館入口には、学生牢の看板。
かってドイツの大学は独自の裁判権があって学生牢もあった。
絵を描くなどかなり快適な生活を過ごしていたようで、今は観光名所だ。
3階部分が学生寮。
広場の片隅にあるマンホール状の説明版。1518年4月26日、マルティン・ルターがカトリック教会を厳しく糾弾した場所だ。
ちょっと歩くと、そのカトリックのイエズス会教会。日本布教でもおなじみだ。
男子修道会らしく、中は簡素だった。
一般の家のドアの上に何やらチョークで書いてある。
2014年に(イースター?)で寄付した印らしい。
右端のドアの上にある説明版は、ロベルト・シューマンが住んでいた場所を示している。
シューマンは法学部の学生で、著名なピアノ教師に背中を押されて音楽家になったと
いう。しかし、その娘クララと熱愛して、トラブルとなった。
ネッカー川の川辺に、いくつかのマークが。
一番上のカニのマークは、1789年2月27日の9.4mの高さまで氾濫だ水が来たという記録だ。
古い橋と呼ばれるカール・テオドール橋。橋を橋門が作られたのは1788年。
橋のたもとには、公募で選ばれたサルのオブジェ。
醜い顔という人間に左手の鏡でお前も同じだと告げている。
顔の中に頭を突っ込むと金持ちになれるときいたが、私ははしたない真似はしなかった。
すでになっているので。
対岸の中腹には、哲学者の道が見える。
ハイデルベルク城の素晴らしいの眺めが見られるというので橋を渡ったが逆光で略。
セグウエイSEGWAYで市内観光する人たちとすれ違った。
マルク広場に出て、市庁舎を眺める。
1592年の建てられ、30年戦争で破壊を免れたハイデルベルク最古の民家。
ホテルとしても創業300周年のツム・リッター・ザンクト・ゲオルク。
ここで昼飯(あとでまとめて報告)。
船に帰るバスに向かう途中、ようやく逆光から外れたハイデルベルク城を丘の上に見た。
バスから外を見ると、セグウエイの練習をする観光客が。
バスでフランクフルトに出て、先行していた船に乗船し、
マイン河を夜間航行し、5日目昼過ぎにヴェルトハイムに入港する。