hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

ライン河・マイン河の船旅  ニュルンベルク観光 (11)

2014年10月24日 | 海外


昨日23時ごろニュルンベルク入港

8日目、9時頃バスで15分、ニュルンベルク観光へ。

ヒットラーが異常に愛した街で、戦後ニュルンベルク裁判が行われ、おもちゃの街や、17世紀にルターが始めたクリスマス市で有名な街。
旧市街も、第二次世界大戦で大きな被害を受けたが、元通りに修復された。

ヒットラーが大群衆を集めて演説したツェッペリン広場は、広さはサッカー競技場12個分で約20万人を収容できる。



この写真では大きさが分からないが、上の観客席の部分の実際が、これ。端は見えない。



この演壇に立って、ヒットラーが熱狂的な演説をしたのだ。



全国党大会場跡文書センター(入館せず)にはさまざまな負の遺産が展示されていて、その奥にローマの円形劇場より広いと思われる建築物がある。
ヒトラーは、大戦に勝利した後で、この巨大な会議場で、より盛大な党大会を開催し、カイザーになることを夢想していたのだ。





城壁を見て、



約1.5km四方の城壁で囲まれた旧市街に入る。



ニュルンベルク裁判は、第二次世界大戦で敗れたドイツの重臣たちを裁いた。
裁判が行われたニュルンベルク司法館は、今でも州の高裁・地裁が入っていて、青い建物の奥。



裁判に出廷する被告が収監されていたニュルンベルク刑務所は、ニュルンベルク司法館の北側に隣接していて、
ここで死刑が執行された。





歴代の神聖ローマ皇帝が好んで居城にしたカイザーブルク。
皇帝は決まった城は持たず、いろいろな街で諸侯を集めた会議を行ったが、カイザーブルクが一番多く利用されたという。



日本の濠のような水はない空堀だが、水があっても冬は凍って意味がないらしい。ここから入った。



トンネルの天井には大きな穴があり、敵にここから石を落すという。



城のテラスからの眺めは抜群。



ここが、皇帝の宿舎。



授業で見学の子供や先生が当時の服装に仮装している。楽しそうな授業だ。



おしゃぶりを口にした子供がひとりで歩いていた。





ニュルンベルク旧市街の中心にある中央広場。聖母教会などが並ぶ。



一角に金ぴかの美しの森がそびえる。



ぶら下がっている金の輪を願い事をかなえ乍ら3回回し、他人に喋らなければ、願い事がかなうという。



私はもう十分幸せなので、触りもしなかった。
「僕たち・・・」といって、ふと見ると、奥様が必死に手を伸ばして輪を回している。「うそ!何で!」
ぐちゃぐちゃな輪の中に、よく見ると金の輪があります。

聖母教会の仕掛け時計が12時に動き出した。ぐるぐると輪になっていろいろな人がでてくるが、「それほどでも~」



船に戻って昼食後、自由行動で再び市内へ。

メインストリートの橋ムゼウム橋を眺め、



玩具博物館へ。



玩具製造の街ならではの豊富な展示。おなじみの西洋人形。どことなく不気味。



つくづく眺めてしまう人形の家。



懐かしのモンチッチ。





ドイツで一番といわれるニュルンベルガー・ソーセージを一番おいしいというこの店で食べてみた。



一皿6本は食べられないので、パンに3本挟んだものを注文、2.5ユーロ払う。



これが実物。味わいあるおいしいソーセージだった。パンもおいしい。



船は夜間航行で明日13時頃、レーゲンスブルクに入港する。
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