9月16日に届いた花
満開、ほぼ満開、蕾と様々な13本の「トルコキキョウ」が今回の主役
2日後
次々と咲いた「トルコキキョウ」。
トルコキキョウ(トルコギキョウ)は、キキョウ科ではなくリンドウ科で、日本で品種改良されて、八重咲、白色などバリエーション豊かな品種になった。原産地はトルコではなく、アメリカらしい(日比谷花壇説)。
いがぐり頭がてんてんと広がる「ワレモコウ(吾亦紅)」。
1メートルほどの草が秋に枝分かれして、先端に穂をつけたような赤褐色や暗紅紫色の花をつける。
「吾亦紅」と書くと、私は「すぎもとまさと/杉本真人」の印象的な歌を思い出す。
まだほとんどが開いていない「クジャクソウ(孔雀草)」。別名「宿根アスター」
象の鼻のように枝を伸ばす「アスパラペラ」。食用の「アスパラガス」の仲間。
茎に小さなトゲがあるので注意。細かな葉がパラパラ落ちるので面倒。
「石化エニシダ」
真ん中の茎がコブラのように頭をもたげ、周りの細い棒のような枝はただただ真っすぐ上を目指す。
「石化エニシダ」は、ユニークな形状からアレンジや生け花などでよく用いられる花材。
「エニシダ」は、乾燥地で無駄に水分が奪われないよう葉は小さく、緑色の枝でも光合成が行われる。西洋では枝からほうきを作り、魔女が空を飛ぶほうきもエニシダの枝でできているという。
「石化」とは奇形の一種で、複数の茎などが癒着して扁平な形になったものをいう。
4日後
トルコキキョウの水揚げが悪くて首を垂れているので、低い花瓶に代え、茎をできるだけ詰めて、垂れた花を花瓶で支えるようにした。
吾亦紅は茎が硬く、広がっていて、他の花をじゃまして困る。枯れているかにも見えるので、折ってとも思ったが、なんとかそのまま後ろに控えてもらった。
相方のいない間に生け替えをしたが、手間ばかりかかり、形がまとまらず、こりごりだ。
11日後、こんな姿で命永らえています。