荻窪駅から南へ歩き、太田黒公園へ行った。
途中の道で見かけたノボタン。
太田黒公園は、懐かしいNHKラジオの「話の泉」の解答者の一人、音楽評論家の太田黒元雄氏の屋敷跡で杉並区の公園になっている。
左右の築地塀の中の入口の門をくぐると、
イチョウ並木が伸びている。樹齢100年で70m続くという。
管理棟には茶室があり、お茶とお菓子が有料で提供されるが、ランチしたばかりでパス。
その先には芝生の向こうにモミジの紅葉が。
12月1日は既にピークを過ぎていたようだが、見事なものだ。
11月24日から始まった夜間のライトアップも美しいだろう。
昭和8年に建てられた瀟洒な記念館には、ピアノもある太田黒氏の仕事部屋が公開されている。
芝生の周りを回ってみる。
池では、職員の方が浮かんだモミジの葉をすくっていた。
おばあさんはともかく、おじいさんが入らないように写真を撮るのが大変。
まったく閑を持て余しているからといって、じゃまなじいさん達だ。自分以外は。
帰りはこの門の脇を抜けて、イチョウ並木から外へ出る。
公園を出てから振り返ると、奥へ長く伸びているのが分かる。
それほど広い公園ではないが、個人の邸宅としては立派なものだ。
結構な紅葉狩りだった。