かぶれの世界(新)

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

真夏の朝の濃霧の兆候

2020-08-06 11:44:08 | 日記・エッセイ・コラム
今朝は一転して朝から夏の青い空で、2階から見える山々がくっきり。気温も急上昇し35度を超え真夏日になる天気予報だ。起床時の室温は約25度でもやけに涼しく感じた。

だが、気温は昨日とそれほど変わらないのに湿度がやや低く体が楽だった。裏山から静かに吹き下ろしてくる風は爽やかで、7時頃の居間での朝食を取った時は足元がひんやりした。室温は変わらずで湿度はやや低い程度なのに、これほど体感的な差が出るとは思わなかった。

昨日とは大違いだ。原因はただ一つ、裏山から吹き降ろす風に含まれる湿気が少ないからだ。体感的な風の湿気は今まで雨が降った後に森林に貯えられた水分だと思っていた。だが、実はもっと遠くからくる大気中に含まれる湿気が、体感する風の湿度だったようだ。

その兆候はあった。昨日の夕食後何時もの堤防沿いの道を歩いた時、風が爽やかで四方の山々の影がはっきり見えた。汗はにじんだがそれは体を動かしたためで、体感的に気持ちの悪い汗のかきかたではなかった。これが、明日の霧はない兆候だと思った。

しかし具体的なデータで示すほどではなかった。こじつけると、テレビニュースがコロナ対策を具体的なデータで示せと言われ、政府や自治体が「総合的な判断」と答えるのに似ている。でも、なんか翌日の朝霧を予報できそうな気がする。この年寄りの体調が同じなら。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

視聴者無視のNHK改革案

2020-08-06 11:03:57 | ニュース
NHKは23年度までに事業規模を7%縮小し、BS放送やラジオのチャンネルを削減すると一昨日報じられた。理由は総務省の指示のもと、NHKが受信料を背景に肥大化し民業圧迫との批判にこたえるためらしい。具体的な縮小計画の議論は不明だが、私は縮小決定の経過に違和感がある。

縮小計画は民放の批判に応えるためであり、番組内容に対する視聴者の声に基づいてないからだ。年の半分を田舎で過ごす独居老人にとってテレビは大事な生活の一部だ。しかし、民放のBSで放送される番組と言えば、殆どがTVショッピング、やけに古いドラマの再放送、韓国ドラマだ。

民放のBS放送には全くやる気を感じず、端から見る気も起こらない。酷い内容だ。NHKの場合も再放送が多いと思うが、民放に比べれば最近の見逃した番組が多く、内容も充実していると感じる。と言っても、NHKでもニュース以外は昼間からBSを見ることはまずないのだが。

つまり、番組の内容から言えば減らすべきは、電波の無駄使いをしている民放のBSだと思う。日本経済新聞の記事(8/4)によれば、放送や動画配信の世界市場はユーチューブやネットフリックスなど米国勢に圧倒されており、予算不足の日本勢は連携して対応すべきだという。

しかし、現在の放送の内容を見る限り民放にそんな能力は全く感じられない。ただゆるゆるの競争関係にして一息つきたいだけだ。私が時折批判するメディアの基本となる地デジのニュース報道姿勢も酷い、ただ日本語の壁に守られている素人集団のように感じる。

コロナ報道で米国の主要メディアはやり方を改善し、対立する両論の支持者に届く報道姿勢に見直して、ネットに逃げた視聴者を取り戻したという。今回はNHKだが、改革を求められているのはむしろ民放だと思う。NHKチャネル削減後は既存メディアではなく、是非とも新規参入社に振り分けてもらいたい。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする