田舎暮らし雑感２０２０（７）

先月２７日に帰郷して「長い５日間」がたった。その間に梅雨が明け、真夏日が待っていた。長雨の水分が裏山に貯えられ、最初の３日は高温高湿の日々が続いた。谷間にある実家は予報より低めの気温と高め湿度になる。不快指数が高く高齢者の体には厳しい。正午の書斎は２７度８１％だ。

このままでは、朝からエアコンを１日中使うことになりかねない。何とか工夫をして暑さを凌ぎたい。昨日近所のホームセンターに出かけサンシェードを買った。古い造りの農家の南側の玄関をシェードで覆った。２ｍ幅ｘ３ｍ高さでも２／３しか覆えないが、早速軒下に取り付けた。

もう１か所の２階の書斎に続く南側の窓に１ｍｘ２ｍのシェードをぶら下げた。残りは全て雨戸を閉めた。書斎の北側は網戸にして厚めのカーテンだけ閉めた。どれだけ効果があるのかまだわからないが、１時半の時点で２７．６度７９％だ。色々試してみて夜１０時にエアコンをつけ深夜１時に切る予定。

２－３時頃にエアコンが切れ室温上昇し、温度上昇か尿意で目が覚めてトイレに立つ。そして寝室の窓を網戸にし、次に目が覚めるときは朝の５－６時が私の設計図だ。１１時前に寝る３０分－１時間テレビを見ながら頻尿対策で足を上げて寝、ふくらはぎの水分を戻しておくのが必須条件だ。

もう一つ新しい生活習慣が夕食１時間後に堤防沿いの遊歩道を５０００歩（４ｋｍ）程度歩く。食事中に焼酎のお湯割りを１杯飲むので、毎夕食後座卓で落ち着いてテレビを見る時刻に出かける習慣は結構つらい。だが、具体的に減量効果があると期待するのが続けている唯一の理由だ。

暫く趣味のバドミントンをできないことになった。ママさん主体のクラブのリーダーは会員の意見を聞いて、きっちり２週間は練習参加を遠慮してくれとメールが返ってきた。その前に学校の先生ＯＢ主体のクラブは１週間猶予と言われた。だが、厳しい条件の方に合わせる積りだ。

この５日間は水場のカビ対策や、寝具や家具の天日干し、暑さ対策など忙しかった。昼間は暑さ対策で外出を避け、４時過ぎにテレビ体操やストレッチ、続けてバドミントンのフットワークをやり、５時過ぎに散歩に出かけた。東京より３０分の時差があるので５時過ぎでも日は高い。

堤防沿いの遊歩道の散歩やジョギングに飽きて、このところ山裾沿いを歩いている。６月にお寺巡りをやった時、この先はどうなっているか興味のある道を歩いてみた。昨日は真光寺の西に続く地区の山間部を歩いた。昔は山だらけだったが、近年山裾の森の中に住宅群が見えるようになっていた。

歩いてみると丘の頂上まで急坂の道が伸び、予想とは違ってお洒落な住宅や介護施設が点在していた。北西の山々に沈む夕焼けが美しく避暑地みたいだが、夏の西日は相当厳しそうに感じた。よくしたもので丘の反対側の西日の当たらない谷にも新興住宅地があった。私の少年時代から驚くばかりの変化だった。■