一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

10月9日のLPSA金曜サロン

2009-10-16 10:31:33 | LPSA金曜サロン
10月9日のLPSA金曜サロンは、昼が中倉彰子女流初段、夜が渡部愛ツアー女子プロの担当だった。
この日は午後2時半ごろにサロンに入ると、渡部ツアー女子プロもすでに入室しており、早くも会員のひとりと指導対局を行っていた。手合い係の植山悦行七段といっしょに来たものの、手持ち無沙汰なので、ウォーミングアップも兼ねて、対局を始めてしまったらしい。渡部ツアー女子プロは現在、寝ても覚めても「将棋」で頭がいっぱいだと思う。将棋を指すのが3度の食事より好きなはずで、実戦をどんどんこなすのはいいことだと思った。
部屋の奥で指している中倉女流初段は今日も魅力的である。前回の対局時では、中倉女流初段があまりにもまぶしくて、私は盤から顔を上げることができなかった。今回は指導対局を終えたあと(この将棋の詳細は後日)、ほかの会員の指導対局を見るフリをして、中倉女流初段を「観賞」したが、あらためて美しい人だと思った。
以前も記したように、対局だからいつもの朗らかな表情とは違いキリッとしているが、そこは指導対局で、慈しみの色がほのかに見える。金曜サロンでも中倉女流初段の人気は高いが、その理由が分かった気がした。どうも私は、妹さんのほうに気を取られ過ぎていたようだ。
渡部ツアー女子プロの指導対局は4時半からだったが、対局は断続的に行われていて、6時すぎには席が2つ追加され、6面指しになった。
この日は渡部ツアー女子プロとの指導を目当てでいらした会員もいたはずで、最終的な対局者は、18人だった。これは中井広恵天河の19人に次ぐ記録である。ただし中井天河の場合、定時からの対局開始でこの人数だったから、やはりすごい。
けっきょく全指導対局が終わったのは、9時半ごろだった。7時間以上もやや中腰のまま、ほとんど立ちっぱなしだったわけで、これは女子高校生にはキツかっただろうと推察する。長時間の指導対局、お疲れ様でした。
放課後、渡部ツアー女子プロと少しだけ話す機会があったので、先月からお訊きしたかったことをぶつけてみた。すなわち、①北海道・JR帯広駅前のレストラン「ふじもり」で食事をしたことはあるか②旧国鉄広尾線の愛国駅と幸福駅を訪れたことはあるか、のふたつである。注目の答えは、①がYESで、②がNOであった。
どちらも予想どおりの回答だった。「ふじもり」は店内も広く食事のボリュームもあり(といっても、渡部ツアー女子プロは少食らしいが)、帯広在住者には馴染みの店と推測した。
自分の名前が入っている愛国駅と幸福駅に訪れたことがない、というのも、残念ながら予想どおりだった。根室本線JR帯広駅は、かつて士幌線と広尾線が分岐していた一大ジャンクションだったが、いまは高架駅のひとつになってしまった。愛国駅と幸福駅は、鉄道マニアなら一度は訪れたい聖地なのだが、鉄道に興味がない人には、ただの駅舎と気動車にすぎない。
会員のひとりが、「地元の人は地元の名所に行かないものですよ」と慰めて?くれたが、たしかにそのとおりだと思った。かくいう私だって、東京タワーには、こどものころに一度上っただけである。
ただ、「愛国→幸福ゆき」の復刻記念切符を見せたところ、「ちょっと懐かしい気がします」と気遣いを見せてくれたのは、嬉しかった。
コメント (3)
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