一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

もうひとつの女流王位戦

2009-10-20 00:07:40 | 女流棋戦
あす21日(水)は、第20期女流王位戦第3局が、福岡県飯塚市で行われる。その前に、きょう20日(火)は、来期の女流王位をめざして、第21期女流王位戦予選の1局が、東京・駒込で指される。対局者は、LPSA所属の船戸陽子女流二段と、中倉宏美女流二段。4枠の準決勝である。
現在女流棋戦でリーグ戦があるのは、この女流王位戦と、女流名人位戦だけ。もし女流王位リーグ入りすれば、5局の対局が保証されるわけで、棋戦の少ない女流棋界では、この数字は大きい。
ちなみにおふたりは先日のLPSA「1dayトーナメント・Tefu Cup」の1回戦で顔を合わせており、ここでは中倉女流二段が快勝した。それから旬日を経ずして、ふたたび両者が相まみえる。これは珍しいケースではなかろうか。
また、このブログの読者には言うまでもないが、今回は「私が勝手に選ぶ女性ファンランキング・09年8月版」の第1位と第3位の対戦であり、個人的には注目の一戦なのである。
…と書きながら、もしLPSAが誕生していなかったら、私は女流棋戦の予選に、まったく関心を持っていなかったわけで、我ながら、ずいぶん女流棋士オタクになっちゃったなぁ…と、あらためて感慨を深くする。
女流王位戦の予選は、持ち時間が2時間。これだけあれば、まずまず深い読みを入れることができるだろう。どうかおふたりとも、自分らしい将棋、悔いのない将棋を指してください。
…と言っても私は、両者とも応援しています、などというキレイごとは書きません。
私が応援しているのは、アナタです。
コメント (5)
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