11日(日)は所用で、LPSA「第29回1dayトーナメント・Tefu Cup」はリアルタイムで見られなかった。ということは、NHK将棋講座も、NHK杯将棋トーナメントも観られなかった理屈になるが、こちらは録画しておいたので、大丈夫だった。
皆さまご存じのように、NHK将棋講座は、今月から「先崎学のすぐわかる現代将棋」が開講されている。今週で2回目だが、第1回目の先週は、なんと寝坊をしてしまい、観ることができなかった。こんなことがあるから、予定がなくても録画の準備だけはしておいたほうがよい。
11日の夜、ビデオを再生し、私にとっては「初めて」の先崎講座を観た。感想を言えば、期待どおりの出来だった。先崎学八段の、無駄がなく弁舌なめらかな講義、「どうぶつしょうぎ」の開発者でもある、アシスタントの北尾まどか女流初段のテキパキとした応対と、清々しくなるほど小気味よかった。
NHK将棋講座は同名のテキストを発売しているが、時間の関係で、テレビよりテキストのほうが、細かい変化が多く書かれている。しかし先崎講座は、テキストに書かれているほとんどを紹介していたと思う。正味15分のミニ講座だが、とても濃密な内容だった。
先崎八段が早口なので、初心者の方はついていけないかもしれないが、テキストを買い、講座を録画し繰り返し観れば、棋力が向上すること請け合いである。
…と、ここまでは誰でも書く。ここからが本題。
北尾女流初段が、やっぱり女優の若村麻由美にそっくりだったので、最初から最後まで見とれっ放しだった。これは6月14日(日)に栃木県宇都宮市で行われた「第2回とちのきカップ」で、北尾女流初段の対局姿を、正面から向かって左75度の方角から拝見したときに感じたことで、これは自ブログでも書いたことがある。それに異を唱える人もいたが、今回あらためて北尾女流初段を拝見して、私の見立ては誤りでなかったと確信した。若村麻由美そっくり説に疑問を呈す人は、北尾女流初段の本当の姿が見えていないのだ。
ちなみにNHK将棋講座も、北尾女流初段は、正面から向かって左75度に位置している。この角度が、北尾女流初段を最も若村麻由美に見せるようだ。
そんなわけで、講座の内容はもちろんだが、来年の3月まで、引き続きNHK将棋講座を観る楽しみが続くことになった。