フリークラス脱出を目指す川上猛七段は18日(金)、第14回朝日杯将棋オープン戦一次予選3回戦で、中村太地七段と戦った。
この対局は14時から。10時からは飯島栄治七段VS佐々木大地五段戦が行われ、両方の勝者が19時から決勝戦を戦う。
お昼近くにABEMAで▲飯島VS△佐々木戦を見たが、すでに終盤戦で、AIの評価は「8:92」になっていた。これは佐々木五段の勝ちだ。飯島七段も強いが、川上七段としては、若手の佐々木五段は避けたいところであろう。しかしこればかりはしょうがない。
私は14時の対局を忘れてしまい、16時20分すぎにABEMAを見た。すると画面下に「(19時から)川上猛七段VS飯島栄治七段」の表示があった。ということは、いま映っている▲川上VS△中村戦は再放送だ。これに川上七段は勝った? そして飯島七段が佐々木五段に勝った? あの将棋を? ……いやそれはないだろう。
だがネット掲示板を見ると、やはり飯島七段が勝っていた。そうか、そういうことがあるから、将棋は恐ろしいのだ。
川上VS中村戦は、最終盤だけ確認した。川上七段の華麗な寄せが炸裂して、快勝。しかし中村七段は冴えない。
さてこれで、川上七段は直近18局を「18勝10敗」とした。フリークラス脱出の条件は、「20勝10敗.667」が一例である。すなわちあと2連勝だが、ここで、すでに終わっているであろう第29期銀河戦予選の星が絡んでくる。
フリークラスの川上七段は予選通過に2勝が必要となる。よって「○○」「○●」「●」の3パターンとなる。もし2連勝していたら「20勝10敗」でフリークラス脱出だが、掲示板は騒いでいない。
ということは、川上七段は「○●」か「●」で敗退したのだ。
すなわち現在、「19勝11敗」or「18勝11敗」となる。
そして川上七段は、飯島七段相手に大熱戦の末、負けた。
■2019年度(8月29日から)
8月29日 第13回朝日杯将棋オープン戦一次予選1回戦 ○勝又清和六段
8月29日 第13回朝日杯将棋オープン戦一次予選2回戦 ○横山泰明七段
9月26日 第13回朝日杯将棋オープン戦一次予選3回戦 ○伊藤真吾五段
10月4日 第68期王座戦一次予選1回戦 ○室岡克彦七段
10月8日 第61期王位戦予選1回戦 ○山本博志四段
10月24日 第68期王座戦一次予選2回戦 ●遠山雄亮六段
10月28日 第61期王位戦予選2回戦 ○田村康介七段
10月31日 第13回朝日杯将棋オープン戦一次予選決勝 ●佐々木大地五段
11月25日 第61期王位戦予選3回戦 ○及川拓馬六段
12月25日 第61期王位戦予選4回戦 ●丸山忠久九段
1月7日 第33期竜王戦ランキング戦5組1回戦 ●金井恒太六段
1月17日 第46期棋王戦予選1回戦 ●室岡克彦七段
1月31日 第70期王将戦一次予選1回戦 ○及川拓馬六段
2月17日 第70回NHK杯トーナメント戦予選1回戦 ○中田宏樹八段
2月17日 第70回NHK杯トーナメント戦予選2回戦 ○井出隼平四段
2月17日 第70回NHK杯トーナメント戦予選決勝 ○杉本和陽四段
3月10日 第33期竜王戦ランキング戦5組昇級者決定戦1回戦 ○瀬川晶司六段
3月25日 第70期王将戦一次予選2回戦 ●中座真七段
3月30日 第33期竜王戦ランキング戦5組昇級者決定戦2回戦 ●窪田義行七段
(12勝7敗)
■2020年度
6月1日 第92期棋聖戦一次予選1回戦 ○渡辺正和五段
6月1日 第92期棋聖戦一次予選2回戦 ○高橋道雄九段
6月or7月 第70回NHK杯トーナメント本戦1回戦 ●増田康宏六段
7月17日 第14回朝日杯将棋オープン戦一次予選1回戦 ○上野裕和六段
7月17日 第14回朝日杯将棋オープン戦一次予選2回戦 ○長岡裕也五段
7月30日 第92期棋聖戦一次予選3回戦 ●北島忠雄七段
8月29日 第62期王位戦予選1回戦 ●八代弥七段
9月? 第29期銀河戦予選 ○●か●
9月11日 第69期王座戦一次予選1回戦 ○石川陽生七段
9月18日 第14回朝日杯将棋オープン戦一次予選3回戦 ○中村太地七段
9月18日 第14回朝日杯将棋オープン戦一次予選決勝 ●飯島栄治七段
(7勝5敗か6勝5敗)
前年度途中からの成績は「19勝12敗」or「18勝12敗」となる。次の復帰ラインは「23勝12敗.657」。よって4連勝か5連勝が必要となった。いや厳しい。
そして現在確定の対局は、
第69期王座戦一次予選2回戦 八代弥七段
のみである。年度末まで残る棋戦は、竜王戦、王将戦、棋王戦、NHK杯。それに叡王戦があるのか。年度勝利数を勘案すると、棋戦の1回戦はもう負けられなくなった。
この対局は14時から。10時からは飯島栄治七段VS佐々木大地五段戦が行われ、両方の勝者が19時から決勝戦を戦う。
お昼近くにABEMAで▲飯島VS△佐々木戦を見たが、すでに終盤戦で、AIの評価は「8:92」になっていた。これは佐々木五段の勝ちだ。飯島七段も強いが、川上七段としては、若手の佐々木五段は避けたいところであろう。しかしこればかりはしょうがない。
私は14時の対局を忘れてしまい、16時20分すぎにABEMAを見た。すると画面下に「(19時から)川上猛七段VS飯島栄治七段」の表示があった。ということは、いま映っている▲川上VS△中村戦は再放送だ。これに川上七段は勝った? そして飯島七段が佐々木五段に勝った? あの将棋を? ……いやそれはないだろう。
だがネット掲示板を見ると、やはり飯島七段が勝っていた。そうか、そういうことがあるから、将棋は恐ろしいのだ。
川上VS中村戦は、最終盤だけ確認した。川上七段の華麗な寄せが炸裂して、快勝。しかし中村七段は冴えない。
さてこれで、川上七段は直近18局を「18勝10敗」とした。フリークラス脱出の条件は、「20勝10敗.667」が一例である。すなわちあと2連勝だが、ここで、すでに終わっているであろう第29期銀河戦予選の星が絡んでくる。
フリークラスの川上七段は予選通過に2勝が必要となる。よって「○○」「○●」「●」の3パターンとなる。もし2連勝していたら「20勝10敗」でフリークラス脱出だが、掲示板は騒いでいない。
ということは、川上七段は「○●」か「●」で敗退したのだ。
すなわち現在、「19勝11敗」or「18勝11敗」となる。
そして川上七段は、飯島七段相手に大熱戦の末、負けた。
■2019年度(8月29日から)
8月29日 第13回朝日杯将棋オープン戦一次予選1回戦 ○勝又清和六段
8月29日 第13回朝日杯将棋オープン戦一次予選2回戦 ○横山泰明七段
9月26日 第13回朝日杯将棋オープン戦一次予選3回戦 ○伊藤真吾五段
10月4日 第68期王座戦一次予選1回戦 ○室岡克彦七段
10月8日 第61期王位戦予選1回戦 ○山本博志四段
10月24日 第68期王座戦一次予選2回戦 ●遠山雄亮六段
10月28日 第61期王位戦予選2回戦 ○田村康介七段
10月31日 第13回朝日杯将棋オープン戦一次予選決勝 ●佐々木大地五段
11月25日 第61期王位戦予選3回戦 ○及川拓馬六段
12月25日 第61期王位戦予選4回戦 ●丸山忠久九段
1月7日 第33期竜王戦ランキング戦5組1回戦 ●金井恒太六段
1月17日 第46期棋王戦予選1回戦 ●室岡克彦七段
1月31日 第70期王将戦一次予選1回戦 ○及川拓馬六段
2月17日 第70回NHK杯トーナメント戦予選1回戦 ○中田宏樹八段
2月17日 第70回NHK杯トーナメント戦予選2回戦 ○井出隼平四段
2月17日 第70回NHK杯トーナメント戦予選決勝 ○杉本和陽四段
3月10日 第33期竜王戦ランキング戦5組昇級者決定戦1回戦 ○瀬川晶司六段
3月25日 第70期王将戦一次予選2回戦 ●中座真七段
3月30日 第33期竜王戦ランキング戦5組昇級者決定戦2回戦 ●窪田義行七段
(12勝7敗)
■2020年度
6月1日 第92期棋聖戦一次予選1回戦 ○渡辺正和五段
6月1日 第92期棋聖戦一次予選2回戦 ○高橋道雄九段
6月or7月 第70回NHK杯トーナメント本戦1回戦 ●増田康宏六段
7月17日 第14回朝日杯将棋オープン戦一次予選1回戦 ○上野裕和六段
7月17日 第14回朝日杯将棋オープン戦一次予選2回戦 ○長岡裕也五段
7月30日 第92期棋聖戦一次予選3回戦 ●北島忠雄七段
8月29日 第62期王位戦予選1回戦 ●八代弥七段
9月? 第29期銀河戦予選 ○●か●
9月11日 第69期王座戦一次予選1回戦 ○石川陽生七段
9月18日 第14回朝日杯将棋オープン戦一次予選3回戦 ○中村太地七段
9月18日 第14回朝日杯将棋オープン戦一次予選決勝 ●飯島栄治七段
(7勝5敗か6勝5敗)
前年度途中からの成績は「19勝12敗」or「18勝12敗」となる。次の復帰ラインは「23勝12敗.657」。よって4連勝か5連勝が必要となった。いや厳しい。
そして現在確定の対局は、
第69期王座戦一次予選2回戦 八代弥七段
のみである。年度末まで残る棋戦は、竜王戦、王将戦、棋王戦、NHK杯。それに叡王戦があるのか。年度勝利数を勘案すると、棋戦の1回戦はもう負けられなくなった。