いまさら、という感じだが、折田翔吾五段が10日の対局に勝ち、直近20勝10敗の成績で、フリークラス脱出が決まった。
ただ、これはちょっと意外でもあった。というのは、折田五段はそれまで、勝ったり負けたりのイメージがあったからだ。
そこで成績を見ると、直近の12局が11勝1敗だった。
ということは、その前までは9勝9敗だったわけだ。星にするとこうなる。
○●○○●●○●●○●○●○○○●●○○○○●○○○○○○○
私の知らない間に突然勝ちだしたというわけだ。
直近11勝の中には、谷川浩司十七世名人、都成竜馬七段の名前はあるものの、A級棋士はいない。
しかし折田五段自身がフリークラスだから、誰と当たっても上位棋士なわけで、そこで20勝10敗の成績を挙げたのは立派である。
後半、ある程度白星が重なったところで、「もし負けても、ここから新たに20勝10敗の目を作ればよい」という考えのもと、冷静に対局を進めることができたのではないか。ここが、タイムリミット(引退)が間近に迫ったフリークラス棋士との差だった。
ただ残念なのは、順位戦の参加が、来年の第83期からになってしまったこと。まだ第82期順位戦のリーグ表ができていないから滑り込みセーフと思いきや、これはそういう規則だそうである。
もっとも、順位戦参加を待つ楽しみを味わえる時間ができた、とも考えられる。実際、折田五段もそんなようなコメントを残した。
棋士編入試験で合格した棋士は、そこがゴールと考えがちだが、もちろんそこからスタートである。
棋士編入組でC級1組に昇級した棋士はまだいない。折田五段が第1号となるか。注目していきたい。
ただ、これはちょっと意外でもあった。というのは、折田五段はそれまで、勝ったり負けたりのイメージがあったからだ。
そこで成績を見ると、直近の12局が11勝1敗だった。
ということは、その前までは9勝9敗だったわけだ。星にするとこうなる。
○●○○●●○●●○●○●○○○●●○○○○●○○○○○○○
私の知らない間に突然勝ちだしたというわけだ。
直近11勝の中には、谷川浩司十七世名人、都成竜馬七段の名前はあるものの、A級棋士はいない。
しかし折田五段自身がフリークラスだから、誰と当たっても上位棋士なわけで、そこで20勝10敗の成績を挙げたのは立派である。
後半、ある程度白星が重なったところで、「もし負けても、ここから新たに20勝10敗の目を作ればよい」という考えのもと、冷静に対局を進めることができたのではないか。ここが、タイムリミット(引退)が間近に迫ったフリークラス棋士との差だった。
ただ残念なのは、順位戦の参加が、来年の第83期からになってしまったこと。まだ第82期順位戦のリーグ表ができていないから滑り込みセーフと思いきや、これはそういう規則だそうである。
もっとも、順位戦参加を待つ楽しみを味わえる時間ができた、とも考えられる。実際、折田五段もそんなようなコメントを残した。
棋士編入試験で合格した棋士は、そこがゴールと考えがちだが、もちろんそこからスタートである。
棋士編入組でC級1組に昇級した棋士はまだいない。折田五段が第1号となるか。注目していきたい。