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多重人格

2015年09月09日 18時48分11秒 | うつ病.障碍

ネットニュースを見たら、「多重人格者」がおこした犯罪について出ていた

正確に言えば、多重人格を持つ人の中に住む一人がおこした犯罪

なかなか面倒でわかりづらい表現になる

もう30年くらい前だかに、三田佳子さんが主演のドラマで始めて知った

多重人格者

それから興味をもって、外国での実例の本を何冊か読んだ

三田さんのドラマは、あまり覚えていないが人格数はそんなに多くなかった

と思う、だが本で読んだものでは一人の体の中に数百人も人格が

あった例もあるらしい

私にも、パターンで言えば、10位の感情というか対人パターンはある

だけど、それは今日はテンション高いとか、落ち込んでるとか

強気、弱気など誰にでもある感情の浮き沈みだ

だが多重人格は、みんなそれぞれの固有の名を持ち、固有の性格を持つ

 

主格は生まれて以来の自分である、それがある日突然

別の固有の人格Bが自分に成り代わっている時間が発生する

その間、自分は失われる、Bが何をしているかなどはわからない

そのBがおとなしい性格であるなら問題は小さい(本人には大問題)

Bが攻撃的だったり、犯罪者的ならたいへんだ

逮捕されるのはBだが、留置所の中で自分が再び戻ったとき

どうして留置所に入っているのか、まったく理解できないだろう

これがもっと多くの個体の人格を持っている場合は複雑だ

出てくる時間の長さも、順序も、年齢も、性別もみんな違う

24時間を本来の「自分の体」をどの個体がどれだけ占有するかと

言うことになる、場合によっては本来の自分が消される恐れもある

それぞれの個体は、同時にに現れることは出来ないが

中には個体が、別の個体を認識している場合がある

そしてライバル視したり、敵対視したり、尊敬したり、助け合ったりする

こんなことがあるのだろうか

自分という体の中で

助け合うという現象は興味がある

助け合って共用する体を守るなんて・・・不思議だ

泣き虫のいじめられっ子である「本来の自分」を守る人格が

現れたり、いじめられっ子の自分に代わって攻撃的な人格が

現れる場合もあるという。

今回のニュース例は、「本来の自分」が失われているとき

現れた悪意の別の個体が犯罪を犯したのでは無いかという疑い

それで精神鑑定ということなのだろう

 

何ヶ月か前にも洋画であった

警官だったろうか、シャイで真面目な男の中に暴力的な別人格が現れ

恋人?の女性をからめての逃亡アクション

あれも多重ならぬ二重人格者のコメディだった