茨城県、栃木県が河川氾濫で大被害を被っている
いずれも今年行こうと考えていた我が家のルーツ
大量の雨が降ったことで鬼怒川が大増水して
その逃げ道である利根川に続くのだが
利根川も水量多くて、鬼怒川は出口を塞がれた
逃げ道の無い流れが、堰を破ったと言うことなのだろう
父の故郷の茨城県古河市には渡良瀬川が流れている
雀神社付近では、ひじょうに高い堤になっているが
その向こうは広大な遊水池に続いている
渡良瀬川も埼玉に入って利根川に合流する
昔は渡良瀬川も利根川の水流に遮られて随分と氾濫したという
それを解決するために遊水地を今から100年くらい前につくったのだ
日本海側の河川は2000~3000m級の山が近いので
滝のように海に流れ込む、流れは素早く海に到達する
一方利根川は広々とした関東平野(今は関東住宅地)をゆったりと流れる
それ故に大雨になれば川は増水して支流の侵入を許さない
東京も新潟も川の方が市街地より高いという場所がある
当然都会の川の土手は頑強につくられ、分水など様々な方法で町を
防衛している、しかし近年の自然災害は、「統計を取り出してから一番」とか
「100年に一度、50年間で一番」、などの数値がどんどん出てくる
異常気象が日常的になってきた、どこにどんな災害がおこるか予測がつかない
自衛隊、消防、警察のご苦労はたいへんなものだ、頼もしい