4ヶ月ぶりに新潟市を訪れた
料理屋に居酒屋、新潟近郊の親父たちと情報交換がてら旧交を温めた
もちろん昨年12月に急逝した「ねえちゃん」の仏前にお参りもしてきた
そして遺影に献盃
酒はあんまりたしなまない人だったのに、最後に会った時なぜか
私が日本酒を飲んでいたら「私にもちょうだい」と催促されたのだった
「最近は日本酒を練習してるんよ」ってほんのり頬を染めて言っていたのだった
私の後輩が経営している新潟駅前の居酒屋で2次会をした
新潟名物の「のっぺ」がお通しで出てきた
私の町でも「のっぺ」だと言ってでてくるときがあるが、新潟の「のっぺ」とは
似ても似つかない
正月になると、ねえちゃんが「のっぺ」を作ってくれた、里芋に鮭、ようのこ
人参、椎茸、ぎんなん、さや、コンニャク、その他 何よりも出汁が肝心だ
思い出しながら作ってみるが、ねえちゃんの味にはならない
この居酒屋の「のっぺ」でもまだ物足りなかった
もう一度食べてみたいけれど、それは無い物ねだりというものだ