神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

空想歴史ドラマ 貧乏太閤記44 周りは敵だらけ

2022年10月24日 18時13分32秒 | 貧乏太閤記
そのころ、浅井朝倉は宇土山城を占領しようとさらに攻撃を重ねたが、森可成の家老が数百の兵で必死に城を守って撃退した。
浅井朝倉は京を目指して手薄になった二条御所を襲おうと京に向かった、しかし信長が先発させた柴田勝家が御所を守っていると聞くと、比叡山に全軍が上がった。
さすがに京で柴田などを相手にして足踏みしていれば、戻った信長の大軍に手痛い目にあうだろう、深入りは禁物だ。

信長は信長で他の城も守備兵は少ないから、大坂にばかり関わってはいられなくなった
摂津、河内の守護たちに三好の対応を任せて足利義昭と共に京に向かった

「松永はどうなっておる、都の目と鼻の先にいながら」柴田勝家が明智光秀に怒声をあげた・
「弾正殿は大和に貼り付けになっておりまする、あのお方は大和の国人すべてが敵でございますからなあ、むしろ筒井順慶様を守護になされた方が治まったでありましょう」
「うぬぬ」勝家は地団太を踏んだ、御所を守るより先手となって浅井朝倉退治に行きたいのである。
信長が京に着いて早速戦略会議を開いた「拙者に先陣をお任せいただきたい」勝家が真っ先に口を開いた
しかし信長は「あせるでない、3万の軍が比叡山に籠ったとなれば容易に落とすことはできまい、ここは長期戦の根競べじゃ」
信長はまず浅井朝倉に荒らされた湖南の宇佐山、坂本、堅田(大津)を強化整備した
長期戦になった、朝倉軍はゲリラ戦を展開した、山から下りては織田方の陣所を攻める、被害は甚大であった。
そんな中でも重臣の一人坂井正尚が率いる軍が朝倉に襲われて討ち死にしたのは信長に衝撃を与えた。

秀吉が信長に呼ばれた「藤吉郎、坂井の戦死は朝倉を探るに役立つわ、そなたは比叡山に行き朝倉と和睦の話をしてまいれ、朝倉はそんな話に乗るまいがそれは、あくまで策である、それよりも間もなく12月だ兵糧が底をつく頃と見たが、供に乱波を入れてそれを調べてこい」
命じられた秀吉は半兵衛と供10名を連れて比叡山に上った
当然ながら朝倉義景は「和睦など論外だ、戦うのみじゃ」と言った
秀吉はとぼけて「それは、ごもっともです、ならば日取りを決めてどこぞで正々堂々と一大会戦をいたしませぬか」
「ばかばかしい、信長に申せ、叡山に力攻めでかかって来いとな」
「あいわかり申した、そのように伝えましょう、されば戦場にてまみえましょう」、いつの間にか供が一人消えていたが、秀吉が帰るときには戻っていた。

信長の陣所に秀吉は戻った
「朝倉は12月早々には越前へ帰るでありましょう、兵糧は今少しありますが雪が降れば越前からの兵糧は望めませぬ、帰らざるを得ません」
秀吉の読み通り、今度は朝倉から和睦の話を持ってきた、信長も朝倉が消えれば延暦寺、本願寺に集中できるから歓迎した。
朝倉の帰路を襲わない誓詞を交わして和睦は成立した、雪の降る中を朝倉軍は越前に帰っていった。ようやく信長は危機を脱した。
「不思議でなりませぬ、儂が朝倉義景なら本願寺、延暦寺、三好、それに六角、斎藤の残党が一度に蜂起した今こそ決戦かと、事実われらは苦境に陥っていましたから、どうなったかわかりませぬ」
「さよう伊勢でも長島の一揆が呼応したからのう、四面楚歌じゃった」
「お屋形様には宇佐山、長島で弟君が二人も戦死されて・・・」
佐和山城に揃った織田家の面々が信長を首座に置いて語り合っている
信長が口を開いた
「朝倉軍3万と豪語しても浅井、一揆、残党の寄せ集めよ、突き詰めて申せば朝倉は姉川での恐怖心が未だに残っているのであろうよ、それゆえにわれらが大軍で戻ってきたら山の上に逃げ込んだのだ、まともに向かってこれるわけがない、しかも堅田あたりの土豪は次々にわれらに寝返り、もはや浅井朝倉の時代は終わる、浅井家を代表する名将磯野員昌(かずまさ)でさえ浅井を見限ったではないか
また延暦寺、本願寺も背後を脅かしたが打って出ることも、背後をつくこともせなんだ、奴らは同志に見えても同志ではない、所詮は自分の領域さえ安全であればそれ以上の危険を冒す気にはならぬのだ、いくら武装をしても坊主は坊主よ武家ではないわ」



次回45話は所用のため27日に掲載します。

黒姫高原

2022年10月24日 08時16分47秒 | ドライブ
地元スタンドより7円安い158円(セルフは154円)のGSチェーンの会員なので、100km弱離れているが目的地へ行く途中なので寄った。
紅葉はどうかなと、湯ノ丸高原~高峰高原~小諸の懐古園に行こうと日帰り出発した、これだけ走ると500km近くなるから気合を入れて出発した。
ところがスタンドで「リアワイパー劣化してます」「じゃあ取り替えて」
これが私の悪い癖。 すると「今気づきましたけど、タイヤがちょっと危ないことになってます」ときた。
下りて見たら、そんな気がしたが、ここで新品交換と言うわけにはいかない
「どうせスノータイヤに変えるから」「ああ。そうですか、じゃあスピード出さないように気を付けて行ってください」
それで、さすがに高速を走る気が失せて、近いところで黒姫高原に目的地を変更
水を差されたというか、助かったというか
だけどコンビニに寄ったとき見たら、たしかに減ってはいるが危険レベルではない、ワイパー簡単にOKしたからタイヤもと思ったのかも
サービスがいいのか? 悪乗りしたのか? わからないが、もう最初の目的はあきらめた。
コスモスがウリの黒姫高原だが、そんなのもうおしまいで何もない
それでもないなりに写真でも撮らなければ時間がつぶせない、あるものを探して撮ってみた。

これは近所のスズメ








紅葉もほとんどないし
タイヤも脅されたほど悪くはないから東飯綱高原まで足を延ばして霊仙寺湖へ行った、一日曇りでパッとしないから写真は撮らなかった。
シートを倒して、駐車場で1時間ぼ~っとしていた、これも悪くない
少し寒いくらいだったが、4時ころ急に雨になったので退散、帰りは高速だ、県境辺りでは小粒のあられ状態で足元が冷える。
こんなことなら最初から高速で目的地まで行った方が良かったか、それとも神様が止めてくれたのか?
早めに帰宅出来て良かったかも。