80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

スイスの低床電車を作る(31)

2022-01-11 03:18:53 | 海外
中間車に続いて先頭車も窓周りの「セミグロスブラック」を吹きます。このダイナミックなカーブを描く前頭部のマスキングだけで2時間ぐらい費やしました。



ブラックが塗れたら今度は屋根だけ残してマスキングし、タミヤの「ガンシップグレイ」を両サイドの屋根カバーの内側まで行き渡るように注意して吹きました。写真だと明るく見えますがかなり暗く黒光りするようなグレーです。



あらかじめ作っておいた屋上機器にサーフェーサーを吹いて下地を整え、こちらはさらに濃い「ジャーマングレー」で仕上げます。ブレーキ抵抗器カバーなど一部の機器はメタルシルバーです。



貫通ホロは実際の貫通路幅より広いものがついているので、エンドウのキハ110用を屋根と同じ「ガンシップグレイ」に塗って接着しました。



屋上機器を仮置きしてみます。うーむ・・・このぎっしり感がたまらん。。



とりあえず塗装が済んでゴールが見えてきました。もうひと頑張りです。

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スイスの低床電車を作る(30)

2022-01-07 20:18:47 | 海外
東京地方、予報に反してまとまった雪が降りました。
わが家から見える富士山も少し前までは白くない部分も見えたのに今は完全な冬姿です。



仕事が立て込んでいてなかなか塗装が進まないスイスの電車。明日からの3連休を待てず、「とりあえず1両塗ってみよう」の衝動に駆られてマスキングの楽な中間車に黒を吹いてみることにしました。気合を入れてマスキング。笑



赤を艶っツヤのピュアーレッドで塗った関係上、黒も完全な艶消しではバランスが悪かろうとタミヤのセミグロスブラック(TS-29)をチョイス。期待半分、不安半分でペリペリと剥がします。



おぉ!!我ながらナンですが期待通りの仕上がりですよこれは♪



心配した車内のモーターとユニバーサルジョイントもほとんど目立ちません。スモークガラスを入れるのでさらに隠れてくれるでしょう。



ということで、明日以降は浮足立った気持ちをぐっとこらえて両先頭車のブラック塗装、そして屋根塗装・・・と進めていきたいと思います。そろそろシートも作らないとですね。
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スイスの低床電車を作る(29)

2022-01-03 00:31:09 | 海外
年始の工作は、引き続きスイス・アッペンツェル鉄道の“WALZER”の仕上げを頑張っていきます。

窓上の帯とドアをマスキングし、側窓も内側からマスキングします。窓が縦長なので縦2列に貼らないといけません。西武鉄道の「ラビュー」を塗るとしたらやはりこんな感じなのでしょうか。



次に赤を吹きますが、隠ぺい力が弱く吹き重ね回数が多くなることを考え、目詰まりしやすい屋上機器カバーのメッシュを付けずにまず1回目を吹きました。このとき使用したのはGMの「西武レッド」なのですが、いわゆる「首都圏色」に近く、「じゃない感」が拭えなかったため、以後2回目からは変更することにしました。



通気口部分に貼るステンレスエッチング製のメッシュを切り出します。使用したのはファインモールドのAE07「メタルメッシュ0607」(0.6×0.9mm)で、スケール通りならもう一段目の細かいものが良かったのですが、目詰まりのことを考えるとこれで正解でした。ハサミで切れます。



瞬着で所定の場所に貼り込み、メタルプライマーを塗っておきます。



さらに赤を吹き重ねますが、「じゃない感」を感じつつも実車を見たことがないため、結局、タミヤの「ピュアーレッド」(TS-86)でつやつやテカテカにしてやりました。カーモデル顔負けです。



塗装と並行してレタリング類の版下を作成。クロマテックをやっているところに外注してみようと思います。ロゴの「A」が特殊なデザイン文字なので仕方なく線画で自作しましたが、寸法を間違えてちょっと大きめなのでやり直します。

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スイスの低床電車を作る(28)

2021-12-21 01:06:08 | 海外
下塗りのホワイトを塗装しました。最初にタミヤのベースホワイト(TS-101)、次いでクレオスのホワイト(1)の順に吹いています。下塗りではありますが、窓上の帯とドアの部分はこれが仕上がり色になるので重点的に吹きました。その他の部分はサーフェーサーのグレーがなんとかカバーされたかなという程度にとどめています。



そのドアですが、中間車はいったん切り抜いてから周囲に溝ができるようにひと回り小さくカットして貼りなおしたのに対し、両方の先頭車は横着をしてスジ彫りでお茶を濁したところ見事に差がついてしまいました。実際はドア部分だけが白く塗り分けられる程度でよかったので中間車の方がやりすぎなのですが、うーんどうしましょう。下手に悪あがきしないでこのままいくのが吉かな。。



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スイスの低床電車を作る(27)

2021-12-18 01:50:42 | 海外
相変わらず微速度前進です。
昼間になかなか時間が取れず塗装できないため、配線まわりをチマチマ進めています。

車重が軽いことによるライトのちらつきを抑えるため、引き通し回路に加えて大容量キャパシタ(コンデンサーアレー)を積むことにします。

この電車は低床のバスタブ型車体で床下にほとんど余裕がない反面、屋根上にはたくさんの機器が載っているのでコンデンサーの隠し場所には困りません。



クーラーは中央に補強の「梁」を入れてしまったので、このVVVFインバーター関連機器と思われる箱の中に隠すことにします。



ポリウレタン線ですべてを並列結線にして616μFとしたものを所定の位置に置き、屋根に穴を開けて車内に配線を引き込みます。2両分で1232μFと豪華仕様になりましたが、中間車にも引き通すのでこのぐらいあってもいいかなと。



これを天井の両サイドに設置してある引き通し線に半田づけすれば完了。無極性なのでこの位置に入れることができます。ちなみに室内灯のLEDにマスキングテープが貼ってあるのは塗装に備えるためで、白熱灯色にするためではありません。笑



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