80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

EF13(箱型車体)の製作(その4・車体関係)

2010-08-09 02:18:31 | 中央東線方面
引き続きEF13の進捗状況です。車体の内貼りを貼り合わせました。

まず、開閉可能な窓に窓枠をつけます。中央の固定窓以外はすべてが対象になります。先に窓を抜いてから貼り合わせるのが普通の手順ですが、車体の補強の関係から窓枠部分を極力小さくしたためノリシロ部分が狭いので、窓を抜いていない紙を貼って、後から窓を抜くことにしました。

窓枠用の紙(外板と同じケント紙にサフェーサー処理をしたもの)を貼ったところです。まるで装甲車のようになってしまいました。



接着剤が乾いたら窓を抜きます。ケガキなどせず、フィーリングで窓枠の幅を考えながら、直角にだけ注意してサクサクと抜いてしまいました。窓があくと装甲車から鉄道車両の姿に戻ります。



窓枠以外の部分には「板目紙」と呼ばれる、書類綴りの表紙などに使われる厚手の紙を使いました。正式な厚さはわかりませんがt0.65くらいのものです。



前面はまず窓を抜いたドアを貼り合わせます。写真では見にくいですが窓には窓枠が既に貼り合わせてあります。これらは外板と同じ薄いケント紙です。



前面左右の裏側にも板目紙を貼ります。なお、ドア部分には厚さ調整用にt0.4の紙を1枚貼り重ねてあります。



折り曲げ線に沿って後退角をつけます。内貼りの上端がはみ出していますが、車体を組み立てる際にRに沿ってカットします。



側面エアフィルターにはエバーグリーンの波板を使います。山のピッチ0.75mmの手持ち品ですが、できればピッチ0.5mmの方がより実感的です。
取り付け位置(外板表面からの落とし込みの深さ)によって表情が変わってしまうので、ここは少し慎重に決めていこうと思います。



ここで構造上の問題がひとつあります。ダイキャストブロックが幅一杯に収まるので、ヒノキにしろ真鍮アングルにしろ補強材が入る隙間がないのです。上側は空間があるので入りそうですが、車体裾の方は無理なので、むしろダイキャストブロックにぴったりはまるように側板の厚さを調節して、補強材は省略する方向で考えています。
ただその場合、下回りに車体をどう固定するかが課題となるのですが・・・



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コメント
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