80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

クモニとクモユニ(その2)

2010-08-19 12:22:44 | 中央東線方面
DT13が確保できたのでクモニ83の下回りを組んでいきます。

この車両、もともとMP動力を想定して補強材を取り付けてあるので、木製床板が使えません。t1.0くらいの真鍮かプラ板を使うことになりますが、ゴソゴソ探していたら2モーター用の金属製床板が出てきました。古いカツミのクモハ103についていたものです。少し端を削るとぴったり収まったので、これを使うことにしました。半田ゴテを当ててジャンパ栓をはずしておきます。



ボルスタは1個だけ残っていました(写真上)。もう1個は?と考えてみると、E641自由形電機に流用していたことを思い出しました。仕方がないのでジャンクBOXを探すと、メーカー不詳のM用ボルスタを発見(写真下)。大きさやネジ穴の位置がずいぶん違いますが、それはそれでOK。大きくずれていた方が新しいネジ穴が開けやすいですから。



塗料を剥がしてある部分にある2つの小さめの穴(φ2)が新しく開けたものです。元々の穴は絶縁のための段付きワッシャが入るよう、φ3くらいありました。



床板に取り付けたところです。塗料が剥がしてあるのは通電のためで、モーター側のボルスタ(=台車)が上述の段付きワッシャのおかげで床板と絶縁されるのをいいことに、付随台車側からの配線を省略して、床板を配線コード代わりにしようという魂胆です。



モーターはお馴染みカンモーターで、2.4-2.0細密パイプをかませてウォームギヤを叩き込んであります。左(-)側はモーター自身にアースし、右(+)側は床板にネジ止めしたラグ板に半田付けしてあります。クモハ103についていたコードを使って配線したのですが、ライト用で径が細く、いくら小電力モーターとはいえ発熱が心配なので二重に配線していきました。



クモニ(右)、クモユニ(左)ともレールに乗せることができるようになりました。



2両つなげると車高が微妙に違うなどのアラが見え、まだまだ調整が必要です。
しかもクモニはまだ自走試験をしていないし・・・(^^;
でも、こうしてみると、新宿駅はずれの荷物ホームに佇んでいた頃のイメージがだんだん湧いてきました♪



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