ペーパー工作をされる皆さんは、カッターで窓抜きなどするときにどんな定規をお使いですか?
私の場合、小中学生用の廉価な2枚組の三角定規を使っています。車体外周など長い辺はステンレス定規を使いますが、こまごまとした窓抜きには、ケガキ線が見えてサクサクと軽い取り回しができるこちらの方がだんぜん使いやすいからです。
刃の角度に注意すれば問題なく使えるのですが、調子に乗ってスイスイ切っていると、たまには「ザクッ」と切り込んでしまうことも。それでも軽微なうちは騙し騙し使っていたものの、さすがにここまで来ると・・・。

そこで、100系新幹線の製作を始めるに当たり三角定規を更新してみました。前のものと比べると厚さがあり、材質もアクリルでだいぶ硬いので、よほど力強く切り込まない限りザックリといく心配はなさそうです。
これで模型の出来栄えが格段に良くなるわけではありませんが、気は心、何となくいい気分でスタートが切れそうです。

ついでに机の上も心持ち整理整頓して作業スペースを拡大。なにせ全長30cm近い車体はA4サイズのカッターマットぎりぎりになるので、場合によってはマットごとグルグル回してやらないとうまく切れないのです。。

手始めに車体を丸めて曲げぐせをつけてみました。セオリー通り、屋根の両肩部分は裏側に約1mm間隔のスジを入れて曲げやすくしてあります。
初めて扱う「スノーマット」紙ですが、硬い手触りとは裏腹に素直に曲がってくれたのは意外でした。しかも曲げた状態からあまり戻らないので、妻板の接着が楽にできそうです。

屋根Rも綺麗に出ています。この車のようにR半径が大きい場合は、裏側のスジ彫りがなくても十分いけるかも知れません。

だいたい紙の特性がわかったところで平面に戻し、続いて窓抜きに移りますが、その前にドアの縁どりを表現するためのシールを貼ります。E127系の時にも使ったプリンタ用のシール紙です。

車体には縁取りの外周線がプリントしてあるので、それをガイドにして貼り込みます。

中のドア部分を切り抜きます。ドア周囲についているテーパーは、サーフェーサーを吹いてからケバ取りを兼ねて削り出す予定です。

ところでこの100系、屋根上の構造がまた不可解なのです。0系以上に資料が少ない・・・
雑誌やネットの俯瞰写真と解説記事から、屋根の中央はステンレス構造になっていて、ビードというか少しゴツいリブが走っていることまではわかったのですが、車端部に載る空調機器の上面の様子が最後までわかりませんでした。
そんな折に発見したのがこの写真です。KATOから発売されたNゲージ「グランドひかり」にメークアップを施してグレードアップされたそうで、墨入れ効果でディティールがはっきりとわかります。ブログ管理者様にお願いして転載させていただきました。

【「ラピート大好き人間のブログ」(らぴーと様)より】
この写真を見てしばし絶句。
めちゃくちゃ難しそう・・・(-_-;
今回は作る数がハンパじゃないので、スジ彫り+墨入れで済みそうな部分は車体と一体にしておき、ディティールが細かくて難しそうな部分はとりあえず別パーツ化する(あとで考える=先送り体質・・・)設計にしました。
こんな感じで室外機パーツだけあとではめ込めるように切り抜きます。側面につく細かなルーバーは例のシールに印刷したものをパパッと貼ってお茶を濁すつもりですが、碍子の取付けスペースはすり鉢状にしなきゃいけないしなどなど、もぉ作る前からパニック状態です(^^;

ちなみに、今回はまだ作りませんが、平屋根車の天井はこのようになっているそうです。同じくKATOのNゲージで、美しく墨入れされた空調機器が目に眩しいです(上が加工前、下が加工後)。
あぁもう絶体絶命。これを一個一個作るのは・・・
まじめにレジンモールドを考えた方がよいのでしょうか??

【「ラピート大好き人間のブログ」(らぴーと様)より】
とまあ難題山積なのですが、とりあえず4両、頑張ってみることにします!
【参考】上記写真を含む「グランドひかり」のグレードアップ工作記事はこちらでお読みいただけます。
★SPECIAL THANKS★
写真の転載をご快諾いただきましたらぴーと様、どうもありがとうございました。
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私の場合、小中学生用の廉価な2枚組の三角定規を使っています。車体外周など長い辺はステンレス定規を使いますが、こまごまとした窓抜きには、ケガキ線が見えてサクサクと軽い取り回しができるこちらの方がだんぜん使いやすいからです。
刃の角度に注意すれば問題なく使えるのですが、調子に乗ってスイスイ切っていると、たまには「ザクッ」と切り込んでしまうことも。それでも軽微なうちは騙し騙し使っていたものの、さすがにここまで来ると・・・。

そこで、100系新幹線の製作を始めるに当たり三角定規を更新してみました。前のものと比べると厚さがあり、材質もアクリルでだいぶ硬いので、よほど力強く切り込まない限りザックリといく心配はなさそうです。
これで模型の出来栄えが格段に良くなるわけではありませんが、気は心、何となくいい気分でスタートが切れそうです。

ついでに机の上も心持ち整理整頓して作業スペースを拡大。なにせ全長30cm近い車体はA4サイズのカッターマットぎりぎりになるので、場合によってはマットごとグルグル回してやらないとうまく切れないのです。。

手始めに車体を丸めて曲げぐせをつけてみました。セオリー通り、屋根の両肩部分は裏側に約1mm間隔のスジを入れて曲げやすくしてあります。
初めて扱う「スノーマット」紙ですが、硬い手触りとは裏腹に素直に曲がってくれたのは意外でした。しかも曲げた状態からあまり戻らないので、妻板の接着が楽にできそうです。

屋根Rも綺麗に出ています。この車のようにR半径が大きい場合は、裏側のスジ彫りがなくても十分いけるかも知れません。

だいたい紙の特性がわかったところで平面に戻し、続いて窓抜きに移りますが、その前にドアの縁どりを表現するためのシールを貼ります。E127系の時にも使ったプリンタ用のシール紙です。

車体には縁取りの外周線がプリントしてあるので、それをガイドにして貼り込みます。

中のドア部分を切り抜きます。ドア周囲についているテーパーは、サーフェーサーを吹いてからケバ取りを兼ねて削り出す予定です。

ところでこの100系、屋根上の構造がまた不可解なのです。0系以上に資料が少ない・・・
雑誌やネットの俯瞰写真と解説記事から、屋根の中央はステンレス構造になっていて、ビードというか少しゴツいリブが走っていることまではわかったのですが、車端部に載る空調機器の上面の様子が最後までわかりませんでした。
そんな折に発見したのがこの写真です。KATOから発売されたNゲージ「グランドひかり」にメークアップを施してグレードアップされたそうで、墨入れ効果でディティールがはっきりとわかります。ブログ管理者様にお願いして転載させていただきました。

【「ラピート大好き人間のブログ」(らぴーと様)より】
この写真を見てしばし絶句。
めちゃくちゃ難しそう・・・(-_-;
今回は作る数がハンパじゃないので、スジ彫り+墨入れで済みそうな部分は車体と一体にしておき、ディティールが細かくて難しそうな部分はとりあえず別パーツ化する(あとで考える=先送り体質・・・)設計にしました。
こんな感じで室外機パーツだけあとではめ込めるように切り抜きます。側面につく細かなルーバーは例のシールに印刷したものをパパッと貼ってお茶を濁すつもりですが、碍子の取付けスペースはすり鉢状にしなきゃいけないしなどなど、もぉ作る前からパニック状態です(^^;

ちなみに、今回はまだ作りませんが、平屋根車の天井はこのようになっているそうです。同じくKATOのNゲージで、美しく墨入れされた空調機器が目に眩しいです(上が加工前、下が加工後)。
あぁもう絶体絶命。これを一個一個作るのは・・・
まじめにレジンモールドを考えた方がよいのでしょうか??

【「ラピート大好き人間のブログ」(らぴーと様)より】
とまあ難題山積なのですが、とりあえず4両、頑張ってみることにします!
【参考】上記写真を含む「グランドひかり」のグレードアップ工作記事はこちらでお読みいただけます。
★SPECIAL THANKS★
写真の転載をご快諾いただきましたらぴーと様、どうもありがとうございました。
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