80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

4001の製作(屋根ルーバーの表現)

2011-07-08 07:18:49 | 新幹線
こんばんは。 おはようございます。
あぁ、また書いてる途中で爆睡してしまいました・・・orz


さて4001の製作もいよいよ最終コーナーを回りました。
作り方が決まらず、ずっと温存してきた屋根肩の換気ルーバーですが、アルミテープ+スジ彫りという組み合わせで辛くも乗り切ったのでご報告。

使用したのはホームセンターで入手したアルミテープ。ツヤありであまり高くない製品です。アルミサッシの表現や、粘着力が強いので配線押さえなどにも使っていたものです。



最初、左に写っているようなエバーグリーンの波板でプレスする方法などを試行錯誤してみたものの、あまり良い結果は得られず、面倒でも鉄筆で1本1本「スジ彫る」のが一番よいとの結論に至りました。特に今回は枚数も少なく、全部足しても小指の先ほどの面積にしかならないため手作業でいくことにしました。



これは公式側(海側)につく縦スリットのルーバーです。まず油性ペンで四角く範囲をケガき、いつもどおりコンパスの針先でスジを引いていきました。ケガいたのはあくまで「範囲」だけで、実は正確なピッチは測っていないのですが、たぶん0.75mmピッチくらいにはなっていると思います(^^;



屋根のRに合わせるため、丸棒に載せて指で軽く押さえてからカットします。これに気づいたのは1枚めを貼ってしまってからでした。いくら薄いアルミとはいえ金属は金属。しかも縦波をつけるということは、Rと直角方向に補強しているようなものなので、あらかじめ屋根Rより強めのカーブをつけておかないと、貼ってからではうまく馴染んでくれません。。



これは反対側(山側)につく横スリットのタイプです。実車写真では判然としなかったのですが、1000形や0系に倣えば3セクションに分割されているはずなので、そのようにスジをつけました。
同じように曲げぐせをつけてから貼りますが、こちらは波と曲げの方向が一緒なので、縦スリットよりは素直に曲がってくれます。



屋根に貼った縦スリット型のルーバーです。スジのピッチはそうでもないですが、幅が一定しておらず、いささかヘロヘロ感が漂っているので、今後は幅を固定できるテンプレートのようなものをあてて、スジ彫りした方がよさそうです。



そしてこちらが横スリット型。立体感には欠けますが、まあなんとか実用にはなるかなぁといったレベル。



ということで0系の屋根にもひと筋の光明が見えました。この方法ならエッチングよりも簡単で安く(といってもエッチング液と真鍮板買っちゃってるよぉー)できそうです。
ただ相当注意してやらないと、すぐスジがヘロヘロになっちゃうので、クーラーをガンガンに効かせ、精神統一してからとりかかるようにしたいと思います。


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コメント
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