こんにちは。
気分が乗っているうちに、急行「越前」B寝台用のオハネフ13を作っていくことにします。こちらのオハネフ12(ペーパースクラッチ品)をベースに改造します。TOMIXの10系が出たのを期に、体質改善工事と称して休車状態になっていたものです。
オハネフ12と13は、番号は近いですが車体の窓割りは全く違います。12は寝台数60で落成し、端部の1区画を潰して車掌室と給仕室を設けて寝台数54としているので側窓は10個。対する13は最初から寝台数54で落成しているので側窓は9個です。
なので車体を新製する方が遥かに楽なのですが、表向きは技術力の維持向上、しかしてその実体はウケ狙いということで、あえて改造でいきたいと思います・・・(^^;
なお、両車の概要や登場・改造経緯などは各種雑誌、客車愛好諸氏のHPやブログに詳しいものがたくさんあるので、そちらをご参照ください。ちなみにWikiはこちらです。
タネ車の様子をもう少しみていきましょう。
妻面には特有のリブがあります。鉄筆で彫った溝に真鍮線を埋め込んで表現したものです。
屋根上にはAU14クーラーとハーフガーランド形ベンチレーターが並びます。クーラーはホワイトメタル製で、出所不詳ながらフェニックス(懐かしい)のではないかと思います。そしてベンチレーターは何とボール紙を打ち抜いたようなものでした!恐らくこんなのはロコモデルのパーツか、小高のキット同梱品ではないかと思うのですが不明です。
窓の上辺の水切りはフレキシブルテープで表現。
台車は小高のTR50。これは実車のTR200の同等品なので流用します。
床下のようす。ひときわ大きな水タンクが目立ちますね。こんなのどこで手に入れたんだろ?カワイの151系用とかでしょうか??床下器具もほとんど流用できそうです。
床上には小型ウェイトが水タンクと反対側に片寄せて載っています。実車では乗客の重さとバランスをとるために通路側床下に水タンクが吊るされているわけですが、乗客の乗らない模型ではこうなるわけです。
では改造工事に着手。まずベンチレーターをはがしていきます。これは別パーツに代えるのでバリバリはがします。
続いてクーラーをはずします。取付け足が四角なので回転させながらはずすことができず、少々やっかいですが、根気良くはずしていきます。
クーラーとベンチレーターをはずした状態。さすがにこれだけ口が開いてしまうとパテ成形では修復は難しいため、この上に一枚薄紙を重ねることにします。
なお、一番左の洗面所上にガーランドベンチが1つ残っていますが、真鍮プレスの年代モノなので、記念モニュメントとして敢えて残すことにしました。
車体側面は先に書いたように窓割が全く違うので、バッサリ切り取って新しいものに貼り替えます。この写真は寝台側のデッキ寄りの部分に新しい側板を当ててみたもので、窓割の違いがおわかり頂けると思います。
通路側です。窓は寝台側よりも幅が狭く、やや高い位置についています。
今回は1両だけなので、久々に手でケガきましたが、左右の窓幅が違うこのような車両こそプリンタ出力にすべきだったと反省しきり(^^;
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気分が乗っているうちに、急行「越前」B寝台用のオハネフ13を作っていくことにします。こちらのオハネフ12(ペーパースクラッチ品)をベースに改造します。TOMIXの10系が出たのを期に、体質改善工事と称して休車状態になっていたものです。
オハネフ12と13は、番号は近いですが車体の窓割りは全く違います。12は寝台数60で落成し、端部の1区画を潰して車掌室と給仕室を設けて寝台数54としているので側窓は10個。対する13は最初から寝台数54で落成しているので側窓は9個です。
なので車体を新製する方が遥かに楽なのですが、表向きは技術力の維持向上、しかしてその実体はウケ狙いということで、あえて改造でいきたいと思います・・・(^^;
なお、両車の概要や登場・改造経緯などは各種雑誌、客車愛好諸氏のHPやブログに詳しいものがたくさんあるので、そちらをご参照ください。ちなみにWikiはこちらです。
タネ車の様子をもう少しみていきましょう。
妻面には特有のリブがあります。鉄筆で彫った溝に真鍮線を埋め込んで表現したものです。
屋根上にはAU14クーラーとハーフガーランド形ベンチレーターが並びます。クーラーはホワイトメタル製で、出所不詳ながらフェニックス(懐かしい)のではないかと思います。そしてベンチレーターは何とボール紙を打ち抜いたようなものでした!恐らくこんなのはロコモデルのパーツか、小高のキット同梱品ではないかと思うのですが不明です。
窓の上辺の水切りはフレキシブルテープで表現。
台車は小高のTR50。これは実車のTR200の同等品なので流用します。
床下のようす。ひときわ大きな水タンクが目立ちますね。こんなのどこで手に入れたんだろ?カワイの151系用とかでしょうか??床下器具もほとんど流用できそうです。
床上には小型ウェイトが水タンクと反対側に片寄せて載っています。実車では乗客の重さとバランスをとるために通路側床下に水タンクが吊るされているわけですが、乗客の乗らない模型ではこうなるわけです。
では改造工事に着手。まずベンチレーターをはがしていきます。これは別パーツに代えるのでバリバリはがします。
続いてクーラーをはずします。取付け足が四角なので回転させながらはずすことができず、少々やっかいですが、根気良くはずしていきます。
クーラーとベンチレーターをはずした状態。さすがにこれだけ口が開いてしまうとパテ成形では修復は難しいため、この上に一枚薄紙を重ねることにします。
なお、一番左の洗面所上にガーランドベンチが1つ残っていますが、真鍮プレスの年代モノなので、記念モニュメントとして敢えて残すことにしました。
車体側面は先に書いたように窓割が全く違うので、バッサリ切り取って新しいものに貼り替えます。この写真は寝台側のデッキ寄りの部分に新しい側板を当ててみたもので、窓割の違いがおわかり頂けると思います。
通路側です。窓は寝台側よりも幅が狭く、やや高い位置についています。
今回は1両だけなので、久々に手でケガきましたが、左右の窓幅が違うこのような車両こそプリンタ出力にすべきだったと反省しきり(^^;
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鉄道で行きたい場所もあるけどね!
オハネフ12ってあまりカッコよくないですから...
最近KATOのNゲージで「妙高」の製品化が発表されましたが、オハネフ13は作らないんですよね...
> 「越前」と言えばやはりオハネフ13ですよねぇ!
私、ちょっと誤解してて、オハネフ12の代用で入ってくる特殊なクルマかと長年思っていたのですが、ポピュラーに繋がれていたんですね。
自分で撮った写真がないもので、貴ブログの写真を活用させていただいてます!
あと妙高ですが、KATOのHPで編成を確認しました。屋根の色を違えたとかいろいろ手は込んでるみたいですが、おっしゃるとおりBネが2両ともオハネフ12というのはちょっと残念ですね。