80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

E127系100番代の製作(その18+α)

2010-07-06 15:17:17 | 大糸線方面
相変わらず蒸し暑いですね。天候を口実に塗装を先延ばししているE127ですが、とりあえず下回りの追加工作と塗装をしてみました。

スカートは、取付け済みの写真を先日UPしたところですが、改めて組み立ての様子をご覧に入れましょう。なおスカート本体はペーパー2枚重ねで瞬着を染み込ませたものです。
取付けステーは1.2mmプラ板から切り出したもので、床板に穴を開けて瞬着で固定しました。



これにスカート本体を同じく瞬着で貼り付けますが、L字型の根元の方は床板の一部を削って埋め込んでいます。
連結器胴受と乗務員ステップはいずれもエンドウ製パーツです。



正面から見るとこんな感じになっています。実車は左右のスカートが棒でつながっているようですが、この段階ではまだ取り付けていません。



続いて配線を行います。ヘッド、テール、室内灯へ電気を供給するため車体と床板との接点を設けますが、室内にあまりはみ出させたくないので、クハはトイレのスペースに接点と天井までの配線を隠すことにして、ペーパーで「コ」の字型の囲いを取り付けました。



この囲いの中に隠れるように接点となるφ2mmネジを2本埋め込み、一方を前位台車のセンターピンと真鍮線で結びます。距離が短いので、手を抜いて床上側で配線しています。



もう一方は床下から引き出し、後位台車と結びます。ネジの間隔が狭いので、ラグ板とナットは向かい合う面をカットしてあります。



こちらの配線は普通のビニールコードを使い、ホチキス針でつくった「配管止め」で床下に固定してあります。
なお、この段階で既に床下を塗装しています。実車の新製時の色が不明なのですが、恐らくダークグレーではないかと思い、Mr.カラーの「ジャーマングレー」を吹き付けました。しかしこれはかなり黒に近く、しかも完全に艶消しなので、ちょっと重い感じになってしまいました。また、実物の台車は床下機器より少し明るいグレーで落成しているようですが、これも同色で塗ってしまいました。



クモハは隠せる場所がないため、中央の戸袋の裏側にライト配線の立ち上げ部を設けることとし、接点は床板の両サイドに埋め込むように設けることにしました。
写真は右側面のようすで、床板側面に細丸刀で溝を掘り、前位台車(右側)からモーターまでφ0.7mm真鍮線を埋め込み、途中にφ2mmネジを使った接点を設けてあります。



左側面には、後位台車(モーター付)のセンターピンからライト接点まで、床板側面を掘って真鍮線を埋めてあります。



モーター周りの配線のようすです。右側のグレーのコードはモーター本体(=台車)にアースしてあり、左側の赤いコードが床板に取り付けたラグ板を介し、前位台車と真鍮線で結ばれているというわけです。



これで一応自走可能になったので試運転をすることにしました。久々に押入れの奥からユニトラックを引っ張り出しエンドレスを組みます。電源ON。
無事走りました!



LED試験で一度走らせてはいるんですが、公式試運転は初めてです。
久々の運転で、レール表面の状態も良くなかったので初めはギクシャクしましたが、周回を重ねるうちにスムーズになり、スローも効いて安定した走りをするようになりました。
難点はギヤノイズがうるさいこと!インサイド方式では仕方ありませんね・・・



せっかくエンドレスを敷いたので、最近作った連中にも羽を伸ばしてもらうことにしました。まずはE641自由形電機です。こちらは古いタテ型モーターを流用していますが、E127に伍して良く走りますが、スローは苦手のようです。



そして都電7000形更新車。懐かしい(笑)
小型モーター+小径車輪でメインラインの長距離走行は苦しそうです。でも良く走ります♪



しかし改めて思うのは、電機も都電も未完成なんですわ。。
どげんかせんといかん(^^;


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1 コメント

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池上線 (京浜急行大好き)
2010-07-06 22:29:06
久々 池上線乗りました。
7700系でした。
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