筑肥線用のキハ26 600番台への格下げを免れたもう1両のキロ25(天プラ)。キハ55系で組成された初代DC急行「アルプス」(1961年頃)に組み込もうかという話を前回書きましたが、初期急行色への化粧直しやグリーン帯で大丈夫かという不安(時期的には一応合うらしいが・・・)、そしてなによりキハ55をあと2~3両増備しなくてはならないなど高めのハードルが多々あることから断念し、別の就職先を探すことにしました。
さりとて他線区を見回しても大同小異、なかなか手頃な列車、年代が見つからず苦労しましたが、これならいけそうという列車が1本見つかりました。それが1965~67年頃(昭和40~42年頃)の予讃線上り「うわじま3号」です。やはりピンポイントである事には変わりませんが、少し時代が下がったぶん、急行色+グリーン帯といういでたちでいけそうな気がします(根拠なし笑)。
※「主要気動車列車編成表」を参考にさせていただきました。
編成は以下のように記録されています。上りなのでキハ28が先頭です。6両なら運転にも手頃です。
↑宇和島
キニ15
①キハ55
②キハ55
③キロ25
④キハ58
⑤キハ28
↓高松
実は現在、わが家にはキハ55、58、65などで組成する9両編成の「うわじま」(1970年代初頭想定)があるのですが、手持ちのキハ58系列車の組成見直しの一環としてこれをいったんバラし、5年ほど時計の針を戻して上記の編成に組み直すことにしました。
↓ ↓ ↓
さて、ここで“いやでも目に入るのはキニ15ではないですか? キロハ18を改造した荷物車で実車はこんなヤツです。存在自体は知ってましたが、そのゲテっぷりから一生手元に置くことはないだろうなぁと思っていたのに、ここへきて導入の必要に迫られました。
(キニ15 1/Wikipediaより)
1/80ではあすかモデルからブラスキットが出ているようですが、窓も少ないのでスクラッチすることにします。「房総海水浴列車」で作ったキハ10系の型紙データをちょいと改変して作図し出力。これだからデジタル・モデリングはやめられない♪笑
台車、床下機器はじめほとんどのパーツは新規に購入する必要がありました。日光の床下機器がほぼ絶版状態なので前回のキハ35系に続いてエンドウ製を調達しましたが、両軸駆動用しかなく、またスカスカにならないような配置を考える必要があります。
粛々と組み立てます。これなら週末で完成するか?(あ、ウソです。。)
それから、この編成を仕立てるにはもうひとつハードルがあります。それは、④号車(キハ58)と⑤号車(キハ28)の非冷房化です。
以前、富士急のキハ58001をお手軽改造したときは出来合いの「非冷房屋根」(友人作)を他車から剥ぎ取ってお茶を濁しましたが、もうその手は使えないのでガチ改造を覚悟しています。
さて、バラしたあとの残りのキハ58や65の処遇ですが、キハ58(T)+65の2両は「アルプス」に併結する「八ヶ岳」に転用、キハ58(M)1両は同じく併結の「かわぐち」(富士急)用のキハ58003(両運)のタネ車とすることを目論んでいます。
さらに残るキハ58×2、キハ65、キロ28の4両は国鉄時代の「砂丘」にでもしようかと画策中。やっぱりヘッドマーク付きはかっこいいですからね。
ただこれも問題があって、キロ28のグリーン帯とヘッドマークは時期的に両立しない可能性があります。
グリーン帯は1978年の塗装規定変更で省略。一方ヘッドマークの掲出は1985年3月14日からだそうです。
ま、悔しいけどヘッドマークの方を取ると“帯消し”せざるを得ないかなー、、、
ということで、キロ25はもとよりキハ58系一族の再就職先がほぼほぼ決まったのでひと安心。引き続きそれらがちゃんと編成として機能するように細部を仕上げていきたいと思います。
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さりとて他線区を見回しても大同小異、なかなか手頃な列車、年代が見つからず苦労しましたが、これならいけそうという列車が1本見つかりました。それが1965~67年頃(昭和40~42年頃)の予讃線上り「うわじま3号」です。やはりピンポイントである事には変わりませんが、少し時代が下がったぶん、急行色+グリーン帯といういでたちでいけそうな気がします(根拠なし笑)。
※「主要気動車列車編成表」を参考にさせていただきました。
編成は以下のように記録されています。上りなのでキハ28が先頭です。6両なら運転にも手頃です。
↑宇和島
キニ15
①キハ55
②キハ55
③キロ25
④キハ58
⑤キハ28
↓高松
実は現在、わが家にはキハ55、58、65などで組成する9両編成の「うわじま」(1970年代初頭想定)があるのですが、手持ちのキハ58系列車の組成見直しの一環としてこれをいったんバラし、5年ほど時計の針を戻して上記の編成に組み直すことにしました。
↓ ↓ ↓
さて、ここで“いやでも目に入るのはキニ15ではないですか? キロハ18を改造した荷物車で実車はこんなヤツです。存在自体は知ってましたが、そのゲテっぷりから一生手元に置くことはないだろうなぁと思っていたのに、ここへきて導入の必要に迫られました。
(キニ15 1/Wikipediaより)
1/80ではあすかモデルからブラスキットが出ているようですが、窓も少ないのでスクラッチすることにします。「房総海水浴列車」で作ったキハ10系の型紙データをちょいと改変して作図し出力。これだからデジタル・モデリングはやめられない♪笑
台車、床下機器はじめほとんどのパーツは新規に購入する必要がありました。日光の床下機器がほぼ絶版状態なので前回のキハ35系に続いてエンドウ製を調達しましたが、両軸駆動用しかなく、またスカスカにならないような配置を考える必要があります。
粛々と組み立てます。これなら週末で完成するか?(あ、ウソです。。)
それから、この編成を仕立てるにはもうひとつハードルがあります。それは、④号車(キハ58)と⑤号車(キハ28)の非冷房化です。
以前、富士急のキハ58001をお手軽改造したときは出来合いの「非冷房屋根」(友人作)を他車から剥ぎ取ってお茶を濁しましたが、もうその手は使えないのでガチ改造を覚悟しています。
さて、バラしたあとの残りのキハ58や65の処遇ですが、キハ58(T)+65の2両は「アルプス」に併結する「八ヶ岳」に転用、キハ58(M)1両は同じく併結の「かわぐち」(富士急)用のキハ58003(両運)のタネ車とすることを目論んでいます。
さらに残るキハ58×2、キハ65、キロ28の4両は国鉄時代の「砂丘」にでもしようかと画策中。やっぱりヘッドマーク付きはかっこいいですからね。
ただこれも問題があって、キロ28のグリーン帯とヘッドマークは時期的に両立しない可能性があります。
グリーン帯は1978年の塗装規定変更で省略。一方ヘッドマークの掲出は1985年3月14日からだそうです。
ま、悔しいけどヘッドマークの方を取ると“帯消し”せざるを得ないかなー、、、
ということで、キロ25はもとよりキハ58系一族の再就職先がほぼほぼ決まったのでひと安心。引き続きそれらがちゃんと編成として機能するように細部を仕上げていきたいと思います。
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ちょうど準急から急行へ、55系から58系への過渡期に当たりますね。58系もまだ非冷房の時代です。自分的にはもう少し下がった時代の方が好きなのですが、「グリーン帯の急行色キロ25をなんとせよ」という指令(笑)があるので苦労しています。。
鉄ピクはじめ関連の雑誌や単行本はあるのですが、ついつい便利なネット検索に頼ってしまうのでいかんですねー。改めて紙の本も読み直してみようかなと思いました。