「横軽を越えた普通電車」シリーズとして始めたクモユ141+115系1000番台冷準車ですが、115系の方がなんだか大変なことになってきました。
手持ちのクルマに中間増結用2両を足して5連にする話は前に書きましたが、その手持ちの候補として「中央線スカ色4連」と「新長野色3連」を用意しました。前者は主として甲府ローカルの置き換え用として1編成だけ三鷹区に新製投入されたサハ115を含むレア編成で、TOMIXはよくも製品化したものだと思います。これらは譲り受け品で、この他に自前で中間増結セットを購入しました。
さて、中央東線マニアがそんなレア製品を潰していいものかというご意見もあろうかと思いますが、言うて量産品ですし、サハは3連2本でサンドイッチにして使うものという強い固定観念(笑)がある管理人にとって貫通4連はあまり魅力的ではありません。この前提で両者を比較すると・・・
○スカ色4連:グレーHゴムなので車体の色替えだけでOK。一方サハ115が余ってしまう
○新長野色3連:余りは出ないが、黒Hゴムなので色替えのほかHゴムのグレー化も必要
ということで、グレーHゴムのまま使えるスカ色4連をタネ車にすると決めたのですが、余ったサハ115をどうするかいろいろ悩みました。
実車の経歴を調べてみると、中央線を退役後にクハ115-1500番台(1512)に改造され、東北・高崎線方面を走ったのち長野に転じて再び中央線に舞い戻ったとされています。長ナノのC8編成の先頭車として最近まで活躍したということです。
これはヤバいです。琴線に触れてしまいました。
「よし、模型でもクハ115-1512に改造しよう!」ww
かくしてこのような編成組み換えプロジェクトの爆誕であります。比較候補のはずだった新長野色をベースに足りないモハユニットを新規購入して充当し、クハ115-1512を組み込んでC8編成一丁あがりです。いや、色替えだけでなく首のスゲ替えも多発するかなりカオスなプロジェクトなので簡単に一丁あがり!とはいかないでしょうに。ああ、クモユ141というパンドラの箱を開けたばっかりにこんなことに・・・。
で、騒ぎの発端となったクモユ141ですが、こちらはこちらで粛々と進めています。
t1.0×W32mm真鍮板を使い、ウエイトを兼ねた床下機器取付板を切り出します。
床下機器の多くは市販品が使えますが、一部のパーツはヒノキ材とプラ板で自製しました。上段が主抵抗器で、下段は左が主制御器、右が蓄電池箱です。
取付板に一式を組み付けたところ。左端にある四角い箱はC-1000コンプで、なかなかお値段の張るトレジャータウンの製品(旧モリタの金型を引き継いだもの)をフンパツしたのですが、表からはほとんど見えないという残念な結果となりました。
床板には溝を掘り、配線用のエナメル線を通しておきます。
乗務員ステップはエンドウのパーツ、ジャンパ栓はKATOの12系客車の端梁Assyから切り出した「なんちゃって」品です。
マットブラックで塗装してからすべてを組み付けたところ。単独での運転は考えていないためトレーラーです。
車体の方は屋根の継ぎ目などのパテ埋め中です。
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手持ちのクルマに中間増結用2両を足して5連にする話は前に書きましたが、その手持ちの候補として「中央線スカ色4連」と「新長野色3連」を用意しました。前者は主として甲府ローカルの置き換え用として1編成だけ三鷹区に新製投入されたサハ115を含むレア編成で、TOMIXはよくも製品化したものだと思います。これらは譲り受け品で、この他に自前で中間増結セットを購入しました。
さて、中央東線マニアがそんなレア製品を潰していいものかというご意見もあろうかと思いますが、言うて量産品ですし、サハは3連2本でサンドイッチにして使うものという強い固定観念(笑)がある管理人にとって貫通4連はあまり魅力的ではありません。この前提で両者を比較すると・・・
○スカ色4連:グレーHゴムなので車体の色替えだけでOK。一方サハ115が余ってしまう
○新長野色3連:余りは出ないが、黒Hゴムなので色替えのほかHゴムのグレー化も必要
ということで、グレーHゴムのまま使えるスカ色4連をタネ車にすると決めたのですが、余ったサハ115をどうするかいろいろ悩みました。
実車の経歴を調べてみると、中央線を退役後にクハ115-1500番台(1512)に改造され、東北・高崎線方面を走ったのち長野に転じて再び中央線に舞い戻ったとされています。長ナノのC8編成の先頭車として最近まで活躍したということです。
これはヤバいです。琴線に触れてしまいました。
「よし、模型でもクハ115-1512に改造しよう!」ww
かくしてこのような編成組み換えプロジェクトの爆誕であります。比較候補のはずだった新長野色をベースに足りないモハユニットを新規購入して充当し、クハ115-1512を組み込んでC8編成一丁あがりです。いや、色替えだけでなく首のスゲ替えも多発するかなりカオスなプロジェクトなので簡単に一丁あがり!とはいかないでしょうに。ああ、クモユ141というパンドラの箱を開けたばっかりにこんなことに・・・。
で、騒ぎの発端となったクモユ141ですが、こちらはこちらで粛々と進めています。
t1.0×W32mm真鍮板を使い、ウエイトを兼ねた床下機器取付板を切り出します。
床下機器の多くは市販品が使えますが、一部のパーツはヒノキ材とプラ板で自製しました。上段が主抵抗器で、下段は左が主制御器、右が蓄電池箱です。
取付板に一式を組み付けたところ。左端にある四角い箱はC-1000コンプで、なかなかお値段の張るトレジャータウンの製品(旧モリタの金型を引き継いだもの)をフンパツしたのですが、表からはほとんど見えないという残念な結果となりました。
床板には溝を掘り、配線用のエナメル線を通しておきます。
乗務員ステップはエンドウのパーツ、ジャンパ栓はKATOの12系客車の端梁Assyから切り出した「なんちゃって」品です。
マットブラックで塗装してからすべてを組み付けたところ。単独での運転は考えていないためトレーラーです。
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・湘南色(冷準)3連
・旧新潟色(冷準)5連
あるよ!
>・湘南色(冷準)3連
ビンゴ!!!仮予約お願いします!笑
別チャンネルでご連絡行くと思いまふ
実車は当時珍しい1M方式の新性能電車で、主抵抗器や主制御器は専用のものが使われたので結構コストがかかっていたのではないでしょうか。後年のクモニ143やクモユニ147などとも機器が異なっていました。
新性能1M電車のはしりですから開発コストもかかったのだと思います。
おかげで後年の105、107、119系などがローカル線の近代化に貢献したわけですから功績は大きいですね。
今回は「ぜかまし文庫(仮)」さんのところから説明書付図がダウンロードできたので、抵抗器など割と正確に再現できました。
http://218.217.229.87/tecs/index.html