80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

十和田観光電鉄モハ3603の製作(8)

2018-10-14 21:56:11 | 私鉄電車
モハ3603とデハ5117の塗装をしました。雲間からたまに薄日が差すような天気で湿度も高めでしたが、来週もパッとしない天気が続きそうなので決行。GMスプレーのNo.30「東急ライトグリーン」を使いました。




屋根はタミヤのTS-81「ロイヤルライトグレイ」で塗り分けました。「明灰白色」相当の明るいグレーですが、つや消しなのがポイント。またまたグレーのスプレー缶が増えてしまいました。。




増設運転台側から。しかし一色塗りはラクでいいですねー♪




で、塗装が済めばライトまわりの仕込み。このクルマは独特のライトケースにヘッドライトとテールライトが収まっています。最初に正面から撮られた写真をもとにヘッドライト径を推定したところ、3.5mmくらいあったのでKSの「キハ40・58用」を準備したのですが、きのう念のため測り直したらそんなには太くなく、「113系シールドビーム」(外径3mm)相当でした。外径3.5mmなら、だましだまし中をさらってφ3mm砲弾型LEDが直接仕込めるのですが、それを下回るとパイプを継ぎ足すか、光ファイバーによる導光を考えなくてはなりません。

テールライトは手持ちのφ1mmのファイバーでも十分ですが、ヘッドライトの場合、2、3本を束にしないと光量が足りず、かといってアクリル板は硬くて切り出すのが大変なので何かいい素材がないか探していたところ、タミヤの「透明ソフトプラ材2mm丸棒」なる素材があることを知りました。どの程度“ソフト”なのかわからないけど、とりあえず購入。




こんなに曲げてもびくともしません。まだ序の口のようです。




目指すはこの形。これでもひび割れや白濁はありません。優秀!!




とはいえ、ちゃんと導光できるのか未知数だったので実験してみました。




Oh!光る!!先端もですが胴体もよく光っています。それもそのはず、このプラ棒を使った室内灯が「夕庵式」の名で10年近く前に発表されていたんですね。こんないい素材があるのを今まで知らなかったとは・・・_| ̄|○




今はとりあえず胴体は光らなくていいのでビニールテープを被せてみます。LEDダイレクトより光量は落ちますが十分実用になりそうです。ということで、この素材を使ったライトユニットを作っていきたいと思います。




最後に東急デハ5117号車の状況も載せておきます。ライトグリーンに塗られて無事「青ガエル」になりました。が!!ドアステップを付け忘れていることに気付きました。これは省略できないので後付けで付けるしかありません。またしても・・・_| ̄|○




よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 青ガエルの組み込み(7) | トップ | 十和田観光電鉄モハ3603の製... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (isao)
2018-10-15 07:35:52
市川ネコ蔵さん
ソフトプラ棒の質感は光ファイバーによく似ています。ウチにあるφ1mmをそのまま太くした感じです。写真にあるようにかなり急な曲げにも対応できるので使い勝手はよいかと。導光の効率はそれなりですが・・・。

>青ガエルは緑色になったらグッとリアルになりましたね!
ですね。色のイメージって大きい^^
返信する
Unknown (市川ネコ蔵)
2018-10-15 00:12:46
ソフトプラ棒、、φ(..)メモメモ

青ガエルは緑色になったらグッとリアルになりましたね!
返信する

コメントを投稿

私鉄電車」カテゴリの最新記事