80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

青梅線103系(14/完成)

2023-12-29 12:26:36 | 中央東線周辺
青梅線の2色混合103系、完成しました👏
まだちょっと付け足し・修正が必要ですが、年内駆け込み完成お許しあれ。

最後まで残るのは電気配線。完成しちゃえばおよそ分解などしないことは分かっていても車体と下回りは分離できるようにしておくべき、みたいな思い込みがなんとなくあって、しかも窮屈な場所にわざわざ接点を仕込むので工程が伸び伸びになるわけです。

接点は以前にも少し紹介していたかと思うので簡単に。これは動力車のモハ102用で、丸をつけた所に燐青銅板で作った接点を置いています。床板側はドローバーにも結線していて、1回路だけですが隣のサハ103と電気的につながっています。



室内灯はテープLEDを分解したものを4灯だけ配置し、拡散効果を狙ってクッション材(プチプチ)と耐水ペーパーでこすって半透明にした窓ガラスを重ねて貼っています。本当は別の乳白色のクッション材を使う予定だったのですが、仕舞い込んでいて見つからず、緊急避難的に作ったものなので拡散効果は微妙(というか無いw)です。。



モーターを搭載しない他の車両は、片側の車端部の「床板どめ」のネジのお尻に接点を当てて給電する構造。



クモハとクハの前・尾灯は室内灯とは別に、乗務員室仕切壁に組み付けたテールライト用光源のLEDの端子を曲げて床の接点に当てて給電しています。電流制限用抵抗は前・尾灯共用で床板側に仕込んであるので、ヘッドライトはここからプラスマイナス逆にしてシンプルに結線。なお方向幕灯は室内灯の配線を伸ばす形で給電しています。光ファイバーを入れるのに床板どめが邪魔だったので撤去し、代わりにプラ板でネジ受けを作りました。



ということで、京浜東北線から流れてきた103系が青梅・五日市線に定着しだした頃の混色4両編成が完成しました。(ちょっと背景の情報量が多すぎてスミマセンw)



奥多摩向きのクハ103(特定番号モデルではないので番号は省略します。以下同)。唯一のオレンジバーミリオン塗装で編成のアクセントとなっています。車輪の集電側をすべて進行右側に揃え、逆側はドローバーを通じて隣のサハ103から給電します。



お次はサハ103。車輪の集電側は進行左側で、逆側は隣のモハ102から給電します。



お次はモハ102でEN22モーターとMPギヤを持つ動力車。ノーマルな両台車集電で、両サイドのサハとクモハに給電します。



立川向き先頭車のクモハ103。幼少時に泣いて買ってもらった(笑)カツミのクモハ103スカイブルーを彷彿とさせる雄姿がここに再現されました!左側集電です。



これでひとまず完成とはなったのですが、クハ103はちょっとタッチアップしたい箇所が多いので年始早々にも入場整備になるかも知れません。車体の隅に隙間ができており(割れたのではなく組み立て方が悪かった!?)、床板どめ板を撤去するときにモーターツールで数か所車体を削り込んでしまいました(テールライト下と乗務員ドア下)。あと、テールライトのまわりの穴埋め、それから誤って折ってしまった乗務員ステップの再現等々、やることが山積です。楽しいお正月になりそうです。笑



次回の投稿では今年の成果を軽く振り返って2023年の〆としたいと思います。「選択と集中」の採点やいかに?


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