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80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

921形の台車加工

2011-06-17 01:02:59 | 新幹線
こんばんは。

梅雨前線の影響で肌寒い雨の夜になっています。明日は回復するでしょうか。

この湿気のなか、台車の加工と塗装を敢行しました。
まずDT200の板バネ部分を糸ノコで切断します。



さらに四角い出っ張りもカットして、軸バネまわりがスカスカの状態にします。
このあと前後の軸箱の間に、t1.2mmプラ板から1.5mm幅に切り出した"梁"を瞬着で取り付けていますが、写真を撮っていませんでした。



床板や0系に使うDT200と一緒に艶消し黒を吹きます。



こんな感じで仕上がりました。



梁にグレーを色差ししてから台車を組み立て、床板に取り付けたところです。一気に軌道検測車らしくなりました。



真横から見ると、頭でっかちなプロポーションがよくわかりますね。



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921形、オデコの成形

2011-06-16 02:57:58 | 新幹線
こんばんは。

921-1のオデコを成形しました。

たまたま9×15mmという、うってつけのヒノキ角材があったので、これをベースに成形していきます。まず前面と屋根のRを写し取り、カッターでおおまかに成形。ここにヘッドライトの穴の位置をケガいておきます。



ヘッドライトケースはKSモデルの「キハ40、58系用」を使います。外径はφ3.5mmくらいでしょうか。4本入りのはずが、キハ47を作ったときに2本使ってしまったので、半分に切って使おうとたくらんでいます。セコイ!



このケースを埋め込むため、ケガいた場所にφ3.5mmドリルで穴をあけます。ピンバイスはφ3mmまでしかくわえられないため電動ドリルを使いましたが、下面ギリギリの位置にあけないといけないので、スロー回転で慎重にあけていきました。



穴があいたら屋根の曲面を削りだします。型紙や治具などは使わず、瞼に焼き付けたイメージを頼りにザクザクと削っていきます。何だかんだで、これが一番手っ取り早い!



ヒノキ材だけでは厚さが足りないのでt0.5mmのペーパーを1枚挟みます。計算上は1mm差が出るはずなのですが施工誤差でしょうか、幸か不幸か"紙一重"でした(^^;



そして成形したヒノキ材を重ねて接着します。



まだ粗削り状態ですが、丸々とした実車の雰囲気にだんだんと近づいてきました。



さて、ヘッドライトケースの穴掘りをしているとき、果たしてこのヘッドライトはどういったシチュエーションで点灯するのかな?という疑問ふつふつと湧いてきました。

というのもこの921-1は、車載の発電用ディーゼルエンジンを使ってノロノロと構内移動できるギミックを持ってはいたそうですが、基本的には911形ディーゼル機関車などに牽かれて動く"客車"。間違っても160km/hで推進運転などしなかったはずで、だとすると、構内移動時くらいしか点灯する機会はなかったように思います。
ならばヘッドライトはダミーにして、テールライトだけ点灯するようにしたい・・・

しかし待てよ。ひょっとして、後方確認のために検測中も点灯していたということは考えられないか? これはヘッドライトではなく実はサーチライトなんだ・・・

ホンモノの軌道検測員さん(笑)、どうかご教示くださいませm(_。_)m


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つぶらな瞳

2011-06-15 00:27:07 | 新幹線
こんばんは。

0系そっちのけで進めている921-1軌道試験車の続報。
あまり進んでないんですけど、お顔が片方だけできましたので・・・

形式図によると前面のRは半径4,000mmの単一円らしいので、これをもとに展開寸法を求め、前面を2枚ケガきます。写真はすでに曲げぐせがつけてある状態。



前位側を切り抜いたところです。窓上は1mmしかありません。のちのち、このスペースに手すりを植え込むことになるんですよ~。このクルマのチャームポイント、つぶらな瞳のテールライトはφ1.5mmであけてあります。



えいやっと組み立てます。なかなかいいカーブが出てるかも。。



裏側は、床板+窓の上下の3点で、幅とRを固定しています。



車体と合体。こうしてみると屋根の深さがよくわかりますね。オデコの部分はヒノキ材から削りだす予定。



からだはカピバラさん、目はウーパールーパーだな(^^;



台車(DT200)は、0系のT車同様、日光の木製床用マクラバリとエンドウのセンターピンを使って取り付けています。なお、板バネの削除や梁の取り付けといった加工はこれからです。



中間台車はセンターピン穴を3mmドリルで横に拡大して左右動に対応。上下動にも耐えなくてはいけないので、マクラバリなしで直に床板に取り付けています。
カツミ-エンドウ規格のプレーン車輪を切らしていたので、昔懐かし小高規格?の黒染め車輪を装着しました。左右のガタもなくベストフィットしています。



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カピバラさんと遊ぼう

2011-06-13 10:46:48 | 新幹線
こんにちは。

ほんの出来心で着工しました。カピバラさんこと921-1軌道試験車。
モックアップのつもりだったんだけどなぁー(^^ゞ


まずはいつもお世話になっている20100系文庫様から形式図をDL。
今回は比較される相手が居ないので0.5ミリ単位で1/87にスケールダウン。



断面はこうなります。0系の両サイドをストレートにした感じですね。特徴的な大きい屋根は恐らく、0系というかその試作車である1000形と同じような構造にしたためではないかと思われます。
図面で見る限り二重屋根構造になっていて、明瞭ではありませんが空調機器も一応積んでいるようです。窓は密閉だし、計測機器の保護も考えると、積んでないと困りますよね。。



窓は数えるほどしかないので、プリンタは使わず手でさくっとケガきます。紙は0系で使ったのと同じt0.5のスノーマット。



非公式側に2ヶ所ルーバー状のものがあるので、鉄筆スジ彫りで表現。なお屋根肩につく換気ルーバーは別途貼り付けにするので、ここではケガきません。



屋根の両肩の内側に軽くカッターでスジをつけて曲げぐせをつけ・・・



戻して窓抜きをします。
前面は別パーツ化して組み立てて合体させる予定なので、側板は乗務員ドアのあたりまでとしてあります。



内貼りと3×3ヒノキ材を貼って補強。屋根カーブの開始点と窓との間が1.5mmしかないため、上側の補強材を窓の上辺ぎりぎりに貼って、曲げたときに"ひずみ"が出ないようにしました。おかげで窓セルの接着シロは左右と下側の3点だけです。



間仕切りを前後に2枚入れて車体断面を固定。



屋根中央部はどうしても膨らんでしまうため・・・



屋根裏のセンターに縦桁を入れ、しばらく重しを載せて矯正しました。



公式側は窓が4枚。



非公式側は窓が2枚にルーバーが2ヶ所。



台車もスタンバッてます。


Webでみた写真ではDT200の板バネを取ったような形の弓形フレームの台車だったので、100系用にストックしてあるDT200を流用して加工することにしました。
3組で2両分を潰すのはどうかと思いましたが、レジンキャスト用の複製材料を買うよりは、車輪ナシのDT200プレーン軸用を1組買って手持ちの車輪をあてがった方がどうも安そうだと気づき、贅沢に2両分使うことに・・・(^^;


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そろそろ浮気虫が・・・

2011-06-11 10:10:10 | 新幹線
こんにちは。

今朝は激しい雨音で目が覚めました。今は小降りですが、天気予報によると午前中いっぱいは降るようです。塗装系の作業は無理かなぁ。。



息子はバイクのメンテナンスに没頭。好きなことは一生懸命やるんですね・・・って人のこと言えないか(^^; パンツも背中も丸出しだよ。ホンダCBR250Rっていうらしい。88年式ぃ? 環境(とサイフ)に優しくないって。。



さてゼロ系。完成まで先はまだ長いはずなのに、気分的には既に最終コーナーを回っておりまして、そろそろ浮気虫がうごめきはじめました。

予定ではこのまま100系に突入するはずだったのですが、前から気になっていたこんな車両もいいかなと思い、ボツボツ資料を集めております。依然、新幹線関係ですが。

残念ながら実車の写真がないため、イメージ写真をお見せすると・・・

こんなカタチのF級ディーゼル機関車と、

(EF66-11@鉄ハク)

こんなカタチの軌道検測車(ええッ!?)

(カピバラさん (c)TRYWORKS)

の組み合わせです。
たぶん、皆さんもどこかで目にしたことがあると思いますよ~(^^)

1番目の機関車ですが、これ、意外とカンタンに作れそうなんです。
もちろん、側面ルーバーをどう表現するかとか問題はありますが、台車のホイールベースは2,250mmで車輪径はφ910mm。これを1/87にすると25.86mmとφ10.46mm。そう、26mmとφ10.5mmという電車サイズの普及版ギヤ&車輪が使えるのです。DD51ベースに開発されたということなので、そのようなサイズなのでしょうか。



という浮気予告は置いといて。。

またまた床下機器の話で恐縮ですが、難関のブレーキ制御装置、量産品は仕様を大幅に変更して"肘コック"の表現は諦め、一気に3個作ってしまいました。

本体は既に作ってあるので、肘コックのつく操作盤のようなものをまず作ります。ペーパーだと穴をあけたときのケバ取りが面倒なのでプラ板に変更しました。t0.5mmプラ板を6.5mm角に切り、下端にφ0.8mmドリルで4ヶ所穴をあけます。



この穴に短くカットしたφ0.8mm真鍮線を通し、先端が0.5mmくらい出るように調整して瞬着で固定します。



出っ張った4本の真鍮線の真上に、1mm幅×1.5mm(くらい)に切り出したプラ小片を4ヶ所ずつ貼ります。すなわちこれが肘コックの出っ張りで、ハンドルの表現をあっさりパスしたというわけです。おかげで実車通りコックを4組表現することができました。なお試作品の3組版は作り変えるのも面倒なので、そのまま15形に搭載することにします。



真鍮線のパイピングも、試作品ではU字型にして後ろのほうまで回り込ませていたのをやめ、左端でL字型に曲げるだけにとどめました。全体の雰囲気はそんなに変わっていないと思います。



後付けにする電動送風機関係を除いて取り付けが済んだ床板。ペーパーの継ぎ目や木の部分にパテを盛ってサーフェーサーを吹いた状態です。本来なら取付け前に処理しておくべきですが、早く完成した姿が見たくて、作るそばから床下機器を接着していったので、こんなことになりました。一番上に見える動力車なんてサフさえ吹けないので、これから手塗りします(^^;



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