80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

第三次レイアウト、プチ始動

2012-06-16 01:10:47 | レイアウト
こんばんは。

きのうは仕事の関係でお得意様と群馬県方面へ行ってきました。

帰りがけに沼田市にある「吹割の滝」なる所へ立ち寄ってきたのですが・・・

岩場から滝壺に向かってザーザーと水が落ちている光景を想像していたのですが、実際は全く違っていました。
なんと川の真ん中が凹んでいて、そこへ向かってザーザー水が落ちています!


キャッチフレーズは「東洋のナイアガラ」だそうですが、うーん「群馬のナイアガラ」程度なら許せるかも(笑)
水が柔らかい川底を浸食してこんなことになっているのだそうで、したがって刻一刻と川底が削られるため、年に7センチの割合で上流に向かって滝が移動しているのだとか。私が生まれた頃は、あと3.6メートルほど下流にあったことになります。


沼田駅からは上越線に乗って高崎へ出ます。何が来るかな?

115系1000番台3連が来ました。ラッキー!
と思ったのですが、ここでは、115系はまだそこそこ走ってるんですね。。
渋川までしばし渓谷美を楽しみます。



高崎駅で横川行き107系との並び。湘南色はやはり安定感があるなぁ。



特急あかぎ入線。185乗りたい!
「今が旬だよ・・・」という天使のささやき・・・
でも乗りません。延々普通を乗り継いで帰宅しました(泣)



さて本題ですが、いよいよレイアウトに再チャレンジし始めました。
一度も完成していないのに、既に「第三次レイアウト」です(汗)

毒を食らわば皿まで。
あれこれ考えたあげく、結局一番広いリビング兼私の仕事スペースに展開することにしました。
もちろん常設の固定式にはできませんから、組み立て式というか分割式になります。第一次レイアウトに戻った形ですが、設置場所は頭上ではなく床置きに変更しました。
すでに5割程度組み立て済みの路盤はそのまま流用します。新たに設計し直せば、もう少しカーブ半径を大きくすることもできるのですが、せっかく作ったものを使わない手はありませんので。

ただ、長辺は今までの3.6mから大幅に伸びて5.4mとなります。これに伴い駅の有効長が12両対応となります。完全に153系フル編成を意識したプランです。まだ完成はおろか着手もしていない編成のためにちょっとやりすぎじゃなーい?

(駅はこれの1.5倍の長さに・・・)


一方、部屋いっぱいに広げるとこんな苦しいスペースも出てきます。
ここはもうシーナリーもストラクチャーもなく、ただ通過するだけといったセクションにせざるを得ないでしょう。。



まずは1周つなげて列車が走れるようにするところまでを目標に、3度目の正直で頑張ります。


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小高キット583系の製作4(屋根まわりの製作)

2012-06-11 00:34:35 | 九州・山陽方面
こんばんは。

増結用583は引き続き屋根まわりを作りました。
近年稀に見るペースでコトが進んでいます。
某党某元代表に「増より先にやるべきことがあるだろう」と言われても、きっぱりと「ナイ!」(笑)


まずは屋根板の両端を削って所定の幅に仕上げていきます。
最初はカンナで、次にカッターで荒く削り、最後は#150くらいの粗めの耐水ペーパーで凹凸を消します。



モハネ582は両端が低屋根なのでどう作るか思案どころですが、三枚下ろしのように鋸刃を水平にして切っていく勇気はないので、写真の通り低屋根部分はプラ板で作ることにしました。切り出した屋根板は元の長さの半分にも満たない11cmしかなくMOTTAINAI!



低屋根部分の断面です。t1.2mmプラ板を2枚重ね、両肩のRをカッターと耐水ペーパーで削りだしています。



いったん全パーツを屋根に載せて「合い」をみます。良好なり。



その後もう一度バラして木製屋根の前後を斜めにカット。主要な寸法だけケガいて、後は目測でザクザク削ってからペーパーで仕上げていますが、スパっと切り取ったような面が出ないと美しくないので、左右の曲がりがでないようにだけは注意しました。



クーラー(AU15)はTOMIXのAssyパーツです。屋根板にφ3mmの穴を開けて差し込むだけなので取り付けは簡単ですが、方向を間違えないようにするための突起があるのであらかじめ削っておきます。



ベンチレーターはキット付属の押込型で、取り付け足は片側に寄っていてしかも長円形です。



そこで、このようにφ1.8mmの穴を4mm間隔で2箇所開け、両端をカッターで切って中の木くずを小ドライバーの先でかき出すようにして穴を開けました。




屋根にクーラーとベンチレーターを仮載せした2両。奥がモハネ582、手前がモハネ583です。



次は難関のパンタ回りの屋上機器の取り付けです。がんばるぞ!



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小高キット583系の製作3(屋根以外はカタチになった)

2012-06-09 13:56:14 | 九州・山陽方面
こんにちは。

きょうの東京は雨。このまま梅雨入りだそうで・・・
でもがんばって紙の車両を組み立てていきます!

プラ床板のボルスタ取り付け方法については、前回の記事でSatokawaさんからコメントいただいたところですが、だいたいご提案と同じような方法となりました。

まず床板の両サイドにあるツメをすべてニッパーでカットしていきます。念のためカットした跡はサクッとペーパーをあててならしてあります。



次にボルスタ受けの工作に移りますが、今回はあり合わせのDT32を使ったためボルスタの高さがこんなに違っています。このため両台車でまったく違う構造にせざるを得ませんでした。



TOMIXの完成品を測ってみると、モールドのない床板のベース面は車体下端から約1mm引っこんでいるようです。そこでボルスタが低い側にはt1mm(1.2mmかも)プラ板を切り出して貼り重ねました。これで日光の「木製床用マクラバリ」を使えば高さが合うはずです。



一方のボルスタが高い方は床上側にプラ板を接着し、間にt0.5mmプラ板を挟んで「木製床用マクラバリ」を乗せる格好にしました。計算上はこれで床下面から0.3mm飛び出していることになっています。このままだとローリング角が不足して脱線しやすくなるので、左右にある集電用突起が入る円弧状の穴に向けて、床板を斜めに削ってあります。



車体の方は、四角に組む前に妻板の加工をしておきます。
このキットに限らず小高のキットは皆そうだと思いますが、側板の長さも妻板の幅もスケールどおりとなっています。つまり角を45度に削って組まないと長さか幅のどちらかが大きくなってしまうのです(笑)
そこでいつも私は妻板の左右0.5mmずつを削り、側板で妻板を挟む構造にしています。今回は車端デッキなので、ついでにt0.3の紙を1枚貼って補強しました。



モハネ583の側板に腰部の補強材を貼ったところ。こちらは木製床なので下端から3mmの位置にしてあります。



一方のプラ床板を使うモハネ582は下から5mmの位置です。



四角く組み立てたところ。まずは歪みなく仕上がってひと安心。。



前回の記事でプラ床板が上向きに大きくのけ反っていると書きましたが、この対策として両方の車端部に車体固定用の横梁を入れることにしました。TNカプラーには2箇所の穴があるので、これを床まで貫通させてネジを通そうという考えです。写真はφ2mmドリルで穴をあけたところ。



横梁はキット付属のものを使い、タップを立ててφ2×15mmネジを通してこんな感じで固定します。φ2×12mmネジをでもいけそうなので本組みのときに交換しようと思います。



カプラーの取り付けは、プラ床板の方はパチンとはめるだけ。木製床の方はこのように床板を削って埋め込んでいます。



とりあえず屋根上を除く車体と床下が組みあがりました!
2両とも軸受けメタルのないプレーン軸なので転がりがイマイチなのですが、動力車2両組み込みなので、ガンガン引っ張ってくれることを期待しています。



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小高キット583系の製作2(内貼りと床板)

2012-06-07 10:30:43 | 九州・山陽方面
こんにちは。

小高キット組みの583系の状況です。威勢良く始めたもののさっそく減速感が漂っています。。


内貼りですが、まずドア周囲にt0.6くらいの厚紙を貼ってスペーサーとします。
次にドア下端のつながっている部分を切り離し、代わりに付属のステップ用と思われるパーツを接着します。これ説明書には書かれていないのですが、たぶんこうやって使うものだと思います。幅が全然違うのは他の車種と共通化しているのではないかと・・・



腰部にはt0.5のスノーマット紙を貼って補強。窓柱部分にも、窓セル入れが面倒にならない程度の間隔でちょいちょい入れてあります。



ドアを貼るとこんな感じになります。スソ絞りの部分のすき間は後でパテを詰めて成形します。



モハネ582の床板はTOMIXのAssyパーツを丸ごと使います。ただしモハ484用で代用です。
ざっと測ったところ、車体固定用のツメを全部切り取ってやれば厚さ5mm相当の床板として使えるようです。つまり側板の補強材の接着位置を、通常下から3mmのところ5mmにしてやればOKということです。



問題はこの反り具合。見事にそっくり返っちゃってますねー。しかも腹が下がった方向なら車体固定ネジは中央の1箇所で済むものの、これだと両端2箇所で締め上げてやらねばなりません。。



ボルスタ部には穴があいているので台車の取り付け方を検討中。カプラーは純正TNをパチンとはめるだけでOKのはずです。



一方のモハネ583用はキット付属の木製床板を使います。床下機器は、これもそのものズバリが入手できないのでエンドウのモハ485用を流用します。床下機器取付板をテンプレートにしてネジ穴を写し取り、φ1.5mmドリルで穴を開けたところです。台車センターピンやカプラー取付け用の穴も開けておきます。



ボンドGPクリヤーとネジを併用して床下機器を取り付けます。付属のφ1.4mmネジは金属床用で短いため床上側を彫刻刀で座グリしていますがあまり効果なく、ほとんど接着剤で着いているような状態です。
水タンクがアルミ製?以外はホワイトメタル製で、手持ちパーツから大小2つのエアタンクを追加してあります(手前に見える黒いもの)。



全体に艶消し黒を吹いて台車を取り付けたところです。
ちなみに、所有するTOMIX完成品には既に2両の動力車が入っているため、今回作るユニットは無動力とします。



グレー成形品のカプラーも一緒に塗装。可動部分はいずれはげてきちゃうと思いますが、目立たない部分なので問題ないでしょう。




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小高のペーパーキットで583系彗星を増備

2012-06-05 12:03:15 | 九州・山陽方面
こんにちは。

先日の花月園運転会の「互助会」にて、紙成模型塾などで活躍されている、まっはあいこう様ご出品の小高ペーパーキットを頂いてきました。153系12両フル編成に583系中間車2両という豪華ラインナップです。参加メンバーの方々からの「引き取るからには必ず作れよ」「ブログは毎日チェックするからな」という矢のようなお言葉や視線に恐縮しきりであります。心して製作に当たらせて頂きます。



さて、大物の153系12両の方はひとまず置いておくとして、何とも気になるのがモハネ582+モハネ583のワン・ユニット。もう1両足して北陸の419系3連か?という選択肢も一瞬頭をよぎったのですが、ここはぐっとこらえてノーマルな国鉄バージョンの583系に仕立てることにしました。


わが家には、ウェザリングこそしていませんが珍しく付属パーツ、インレタ、サボシールなどをフル装備したTOMIXの583系「彗星」8連が居ります。そんなもん付けて当たり前でしょ?と思われるかも知れませんが、ズボラな当鉄道オーナーは、形式番号や手すりは取り付けても、それ以上のドレスアップはなかなかやらないのです。



583系「彗星」は最大12連で運転されたようですが、晩年は10連で運転されたようです。最近あちこちの運転会でフル編成を見る機会が増えたためか、自身の環境もわきまえずフル編成、長編成志向がふつふつと湧き上がってきてしまいました。まあいいじゃないですか。昔から「長いモノには巻かれろ」って言うし。(意味違う?)


で、さっそく工作開始。
まずはとっかかりの儀式として、表面になる方だけサフェーサーをさっと吹いてコーティングします。組み立ててからだと力を入れて研げなくなるので、まず作業しやすいこの段階で表面をある程度整えておくためです。接着の障害になるので裏には吹きません。



乾いたら#500~800の耐水ペーパーを棒に巻いたものでカラ研ぎします。こうして見ると窓のRや寝台の明り取り窓などは綺麗に抜けていますね。綺麗になどというと天下の小高さんに対しては失礼ですが、機械成形で作られたTOMIX製品に混ぜて走らせるとなると、窓Rの感じや要部の寸法があまりに違っていると興ざめしてしまいますゆえ・・・



ひと通りの下地仕上げができたボディパーツです。上がパンタつきのモハネ582、下がなしのモハネ583です。
折れ曲がり防止のためかデッキドアの下はつながった状態なので、ドアを貼る前に切り離してやる必要があります。



そのドアは折戸ですので、センターに鉄筆で筋をつけます。・・・とここでTOMIX車をよく見るとスジは溝ではなく出っ張っていました。実物写真を見ても出っ張っていて、どうもヒンジの構造がそうなっているようです。折戸の真ん中はスジ!というステレオタイプな考え方はいけませんねぇ。塗装前に真鍮線を貼ることにしましょう。もっともスジ彫りしてあった方が位置決めがしやすいので、その意味では結果オーライです。



車体スソの折り曲げ位置は下から7mmとされていますが、念のためTOMIX車を計測してみます。大丈夫みたい・・・。
また小高さんを疑ってしまった。ゴメンナサイ。。



折り曲げ位置にカッターで軽くスジを入れ、角棒に挟んで定規を当ててグイグイ曲げます。ここが自家製ペーパー車と違うところ。プレスボードは堅いのです。実はスジも1本ではなく、とても狭い間隔で2本入れてあります。



非常口開口部にも鉄筆でスジ彫り。こういくことは折り曲げ前にやっておきましょう。(←ハイ!)



ヒノキの補強材を貼っているところ。明り取り窓の部分は窓セルを入れる分だけカッターで削ってあります。小高のキットは基本的に「内貼り」がなく、補強の観点からうちではいつも1枚内側に貼り足しているのですが、屋根板側は例外で、そもそも屋根を貼ってしまえば補強の必要はなくなるので、こうして側板にヒノキ材を直貼りしてしまいます。



と、ここで本日は時間切れ。

ちなみに必要なパーツの半分以上は手持ちのものでまかなえました。
写真のグレーのTNカプラーから右側が手持ち品で、DT32台車、屋上機器(エンドウ)、ホロ枠(同)、パンタ(エンドウ・カツミ)といった面々。反対に黒のTNカプラーから左が新規購入品でAU15クーラー(TOMIX)、モハ484床板(同)、モハ485床下器具セット(エンドウ)です。床下機器が両方ともTOMIXで調達できなかったのがおサイフ的に痛いところ。あとTNカプラーも1組は手持ちのグレー製品、もう1組は模型店の在庫がなく「密着自連」で代用(もちろんユニット間限定)です。



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