おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
このところ続けて、すでに絶版になっている伊藤肇の『人間学』(PHP文庫)と『男から見た男の魅力』(三笠書房知的生きたか文庫)を読みました。
伊藤肇は、中国思想家(陽明学者)の安岡正篤に師事した財界評論家で、他に『現代の帝王学』(プレジデント社)などがあります。
伊藤肇の著書には、気骨のある人間が登場します。
その中の1人が『官僚たちの夏』(現在TBS系で日曜日の夜に放映)、『落日燃ゆ』などの著書がある城山三郎です。
『男から見た男の魅力』にその城山三郎がある結婚式の祝辞で述べた次の言葉が印象に残りました。名言です。
静かに行く者は健やかに行く。
健やかに行く者は遠くまで行く。
私は、60歳を過ぎていますが、この先も「静かに、健やかに、遠くまで行きたい」と願っています。
<お目休めコーナー> 明治記念館にて⑦
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