おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
戦争・戦後シリーズの第2弾の思いで記事を書いています。
第2次世界大戦中に6,000人のユダヤ人を救った日本人外交官、杉原千畝の話です。
1940年。外交官の杉原千畝がリトアニアに赴任して間もなく、第二次世界大戦が勃発。ナチス・ドイツはポーランドの西半分を制圧し、ユダヤ人への迫害を始めます。
やがてリトアニアはソ連に併合されることになり、日本領事館にも閉鎖命令が下されます。そんな渦中、日本領事館にポーランドから逃れてきたユダヤ難民が押し寄せ、通過ビザの発給を嘆願。
杉原千畝は、外務省にユダヤ難民に対するビザ発給の許可を求めるのですが、ビザは出せないという最終通告が届きます。
杉原千畝は、退去期限が刻々と迫るなか、外務省の命令に背いてビザの発給を始め、『シンドラーのリスト』を大きく上回る人道的な措置をした人です。
イスラエルでは国民的な英雄です。
私は、この物語を2005年10月11日に読売テレビ・日本テレビ系で放送された「終戦60年ドラマスペシャル 日本のシンドラー杉原千畝物語 六千人の命のビザ」で知りました。
私は、このドラマスペシャルをHDに入れて、何度も観ました。そのたびに杉原千畝夫婦の熱い思いに涙していた私であります。
ところで、そのドラマスペシャルが『日本のシンドラー杉原千畝物語・六千人の命のビザ 』としてDVDになっていることを最近知りました。
出演: 反町隆史, 飯島直子、他に吹石一恵、勝村政信、生瀬勝久
監督: 渡辺孝好
です。
私は、早速DVDを発注しました。
共同体感覚の生きた教材として使いたいと思っています。
戦争の時代に生きた代表的日本人外交官・杉原千畝の姿は、確実に今の時代を生きる人々にも勇気と希望と感動を与えるはずです。
レンタルもありますので、この時期にこそご覧ください。
<お目休めコーナー> 自宅近くで④
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