おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
一昨日(12月5日)、昨日(12月6日)のことを書きます。
一昨日は、飯田橋のセントラルプラザの12階の東京都心身障害福祉センターの研修室で41人の受講者を対象として社会福祉法人 東京都社会福祉協議会 知的発達障害部会 研修委員会主催で「管理者・リーダー候補向け研修」として
アドラー心理学に基づく勇気づけのリーダーシップ
のタイトルの研修の後半部分を行いました。


約2週間前の11月20日の前半部分に続く2日間コースで、2日間のプログラムは次のとおりです。
1.オリエンテーションとリレーションづくり
2.リーダーシップについて
3.効果的な注意の与え方
4.自己変革がスタート
5.リーダーのためのアドラー心理学
6.信頼と協力によるパフォーマンス向上策
7.やる気を引き出す勇気づけのリーダーシップ
「自己変革」に関する課題についてのグループ内発表や前回の学びの振り返りを冒頭に行ったところ、かなり課題をこなしてくれていて、理解も深まっていました。
福祉に従事する人たちの熱意が伝わってきた場面です。

質問も出ました。
この日は、5.以降がメインで、ある生命保険会社の研修担当の幹部の方にオブザーバーとしてご参加いただいたのですが、その方を温かくグループに迎えてくれました。
このように寛容なところもありました。
私の社外研修のメインは企業、続いて自治体・公的機関なのですが、この研修に参加された方々の多くは、真摯な態度で臨み、自分自身と組織にどう展開するかについて真摯に取り組んでいらっしゃいました。
2019年12月5日付けブログ【尊敬】よりも【リスペクト】で行こう!(2) に書いた
奇跡の7分間。新幹線の清掃員が世界中から賞賛される理由
の「尊敬(リスペクト)」の類する記事は、ご参加の方々の真摯さととてもマッチしたようです。
福祉の世界にアドラー心理学のマインドの1つの尊敬(リスペクト)がしっかりと届いたことがとてもうれしかったです。

昨日は、午後に カウンセリング演習(平日コース)を行っていました。
9人という少人数ですが、ほとんど常連メンバー。
1人のクライアント役に対して2人が連続してカウンセリングを担当しました。
成瀬夕子さん が見事実技試験に合格されました。

夕子さんは、カウンセリングの腕を上げる訓練をされてきただけでなく、地域との関わりを長らくやってこられた方でもあります。
その一端は2018年9月18日に「ないものねだりから あるもの生かしへの転身~町おこしプロジェクト~」と題して登壇されたアドラー心理学ゼミナール でのご講演で明らかです。
下記をご参照ください。
◆2018年9月18日付けブログ 成瀬夕子講師によるアドラー心理学ゼミナール:ないものねだりから あるもの生かしへの転身
カウンセリング演習を行う際は、仲間からのフィードバックが命です。
この日も、参加メンバーからのフィードバックが冴えわたっていました。
こういう場面に接するたびに、私は仲間との学び合いの大切さを尊敬(リスペクト)を伴って受け止めています。
心からありがたさを感じております。
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