おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(12月23日)の午前中は五番町鍼療院に行って鍼治療を含めて体をほぐしてもらいました。
午後には、例年の1月、2月に行われる研修の配布資料を完成させました。
さて、2019年12月17日付けブログ 『ジェロントロジ―宣言』から学ぶ(1):読解力を付けるために新聞を読もう! に続いてシリーズの2回目です。
この本の第3章の「知の再武装―なぜ必要か、そして何をどう学び直すのか」には、こんなことが書かれています。
100歳人生が現実のものとなった今、ふと立ち戻って、自分自身がこれから、過ごす年月の長さを思うとき、もし生きる目的や方向が定まっていなければ、将来の不安ばかりが大きくなり、長寿だからといって喜んでばかりいられなくなるだろう。
そこで必要になるのが「知の再武装」である。先達が残した著作に生き方を学ぶのもよいだろう。誰にとっても、何らかの形で「中年の危機」は訪れる。「中年の危機」という言葉がふさわしくなければ、生涯の歩みの中で中盤から後半にかけて訪れる人生の危機と言い換えてもよい。
寺島先生は「人生の危機」から脱するために2つの方法を提示しています。
1.人生の使命に気づくこと
2.人との出会い
1.の「人生の使命に気づくこと」については、「『自分は何のために生まれたんだ』と覚悟が定まると、人間としての重心が下がってきて、迷いから脱却していく」として、新渡戸稲造、内村鑑三、鈴木大拙といった日本の歴史に残る人物の歩みを調べてみることで自分の歩むべき方向を探ることを提案しています。
2.の「人との出会い」では、予想もしなかったような人との出会いが自分の人生の使命感に目覚めるきっかけとなることを書いています。
このことについての私の見解は次回に。
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<お目休めコーナー>12月の花(17)