アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月14日)は、ヒューマン・ギルドで「勇気づけのワークショップ」を行っていました。

なお、このことは、明日(6月16日)に2日間分をまとめてお伝えすることとし、今回は、「自分の感情を洞察する方法」の5回目として、心理的距離のもう1つの点について触れることにします。

アドラーは、感情を(1)人と人とを分離させる感情と(2)人と人とを結びつける感情、の二つに区分することのほかに「不機嫌」について書いていることがあります。

私が訳した『アドラーのケース・セミナー』(A.アドラー著、一光社)でアドラーは、自分のケースに取り上げた女の子の不機嫌の感情について、こんなことを書いています。

「この子が社会的なつながりが取れないこと、その結果、不機嫌であることが彼女に残された活動のほんの数少ない領域の1つだということを示しています。不機嫌であることは、彼女の母親を拒む最良の手段であり、だからこそ、不機嫌であることを好んでいるのです」

アドラーのケース・セミナー―ライフ・
パターンの心理学 (Adlerian Books)
ウォルター・ベラン ウルフ,
A. Adler,W.Beran Wolfe,岩井 俊憲
一光社

不機嫌は心理的距離を遠ざける目的の感情、だと言ってもいいでしょう。

もし、身近に不機嫌な態度を取る人がいたら、「この人は今、自分との心理的距離を遠ざけたいのだ」と認識していれば、そっとしておいてあげるのが一番かもしれませんね。

「感情のコントロール法」セミナーを次のとおり開催します。
自分の感情とのつき合い方が楽になります。

日 時:6月21日(土)9:30~17: 30
会 場:ヒューマン・ギルド研修室
受講料:プレミアム会員18,000円+消費税(計19,440円) 、一般21,000円+消費税(計22,680円)
*今後自分の感情を洞察するのに役立つ資料がついています。
お申し込み:ヒューマン・ギルドのホームページの「感情のコントロール法」セミナー をご覧の上、「申し込みフォーム」から

<お目休めコーナー> 6月の花(14)

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

『児童心理』(7月号) を金子書房編集部の池内邦子さんからお贈りいただきました。
Book Reviewで拙共著『子どもを勇気づける教師になろう―アドラー心理学で子どもが変わる』(金子書房、1,600円+税)の書評が掲載されていました。

子どもを勇気づける教師になろう!
: アドラー心理学で子どもが変わる
岩井 俊憲,永藤 かおる
金子書房

書評を書いてくださったのは、鈴木義也さん(東洋学園大学教授、ヒューマン・ギルド プレミアム会員)でした。

池内さん、鈴木さん、ありがとうございました。

同じ号に佐藤 丈さん(山梨県総合教育センター研修主事、ヒューマン・ギルド プレミアム会員)が「質問しても話したがらない子」として文章を書いていらっしゃいました。

 

「子ども『の』ではなく、子ども『が』心を開く教師のかかわり」という発想を持つことが第一歩であり、必須である、という結びがとても説得力がありました。


さて、昨日(6月13日)の10:00~15:10は、ヒューマン・ギルドで アドラー心理学ベーシック・コース の平日コースを行っていました。6回目(最終回)で

1.共同体感覚
2.勇気づけ


が研修の柱でした。


この日は、通常の受講者に加えて
株式会社ダイヤモンド社 週刊ダイヤモンド編集部 記者の藤田章夫さんと泉 秀一さんのお2人が特別ゲストとしてご参加、グループの中に入って学ばれました。



皆さんのご了解をいただいて、泉さんは、写真も撮影。



お昼休みは、12人の方々がお2人と一緒に。
取材に協力してくださいました。

最後は、時間節約のため2人一組の修了証授与。
勇気づけの言葉を添えて、贈呈いただきました。

その後、一人ひとり感想を述べていただきました。

皆さん、名残り惜しそうでした。

◆『週刊 ダイヤモンド』では6月28日号(6月23日発売)で「アドラー心理学特集」を22ページにわたって掲載するそうです。
アドラー心理学の知名度が一段とアップしそうですね。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月12日)は、千葉市内で某企業のメンタルヘルス研修を8:45~17:00に行っていました。

参加者は25名、全員男性の管理者です。

研修が終わりに近づくにつれ、勇気づけを最後に持っていったためか、受講者がパワーでみなぎりました。


さて、自分の感情を洞察する方法の3回目です。

今までは、自分の感情を洞察する私なりの切り口のポイントを次の4つだとしてお伝えしています。

1.陽性・陰性のどちらの感情か
2.時間軸はどうか―過去・現在・未来のどこに向かうか
3.心理的距離は
4.目標と現状のギャップはどのようであるか

 今回は、3.の心理的距離について書きます。

アドラーは『性格の心理学』で感情を(1)人と人とを分離させる感情と(2)人と人とを結びつける感情、の二つに区分し、前者の筆頭を怒り、後者のそれを喜びとしています。

性格の心理学―
アドラー・セレクション
Alfred Adler,岸見 一郎
アルテ

しかし、TPOによっては、反対になることも述べています。

例えば、他人の不幸を喜ぶ気持ちがあり、それが不適切な場所に現れると、本来人と人とを結びつける感情であるはずの喜びが人と人とを分離させる感情になってしまいます。

 
アドラー心理学では、人と人とを結びつける感情である喜びにつながる笑いとユーモアを重視しています。

アドラーの通訳を務め、アドラーから「マイ・サン」と言われていたW.B.ウルフは、『どうすれば幸福になれるか』の下巻第7章「訓練―夢、ユーモア、哲学」の「ジョークの精神力動」の部分で、「笑えば世界は君とともに笑い、泣けば君は一人で泣くのだ」という古いことわざを紹介し、「ユーモアは、文明人が孤独から自分たちの身を守るための最も重要な考案物」だとし、次のように書いています。

笑いとユーモアのセンスを養うことは、よい人生のためのすばらしい訓練である。自分自身と仲間の人を結びつけるためには、なごやかでユーモラスなパーソナリティを養うのが一番である。かなりの安心感と達成感を持っている人だけが、笑うゆとりがある。

勇気とよいユーモアは、よい人生のためのビタミンである。


今回は、人と人とを結びつける感情と、人と人とを分離させる感情を心理的距離として捉えて感情を洞察するポイントとしました。

 

「感情のコントロール法」セミナーを次のとおり開催します。
自分の感情とのつき合い方が楽になります。

日 時:6月21日(土)9:30~17: 30
会 場:ヒューマン・ギルド研修室
受講料:プレミアム会員18,000円+消費税(計19,440円) 、一般21,000円+消費税(計22,680円)
*今後自分の感情を洞察するのに役立つ資料がついています。
お申し込み:ヒューマン・ギルドのホームページの「感情のコントロール法」セミナー をご覧の上、「申し込みフォーム」から

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今日は、千葉市内で1日研修のために早めに家を出ます。

昨日(6月11日)の日本経済新聞には『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』(小倉広著、ダイヤモンド社)の広告が初めて『嫌われる勇気』から独立して掲載されていました。

 

アドラー心理学ブームがますます定着している感がします。

昨日は、『週刊 ダイヤモンド』6月28日号(6月23日発売)用に依頼された表の一部に文章を埋め込んだり(株)日本能率協会マネジメントセンター 出版事業本部 久保田 章子さんから送られたPDFのチェックをしたりしていました。原稿チェックの仕事は、日中だけでなく、夜も行いました。
お陰で私の役割の大部分を終えることができました。

なお、(株)日本能率協会マネジメントセンターの JMAMeショップ には、次の記載がありました。

『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』
岩井 俊憲 著/星井 博文 シナリオ/深森 あき 作画

価格:¥ 1,620 (税込)
2014年7月3日発売


さて、『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』執筆秘話シリーズの4回目です。
次々と秘密のベールが明かされていきます。

 アドラー心理学ベーシック・コース を受講され、アドラー心理学の体系が頭に入った(株)日本能率協会マネジメントセンター 出版事業本部 久保田 章子さんは、昨年の12月4日に次の内容の企画書を送ってきました。

読者対象 30~40代を中心とした20代~40代の男女(男性6割、女性4割)
想定頁数 224ページ
刊行時期 2014年7月
●企画趣旨
・マンガでやさしくわかるシリーズ
・ストーリー(マンガ)と解説部分で構成。
★「原因」よりも「対処」に注目。別名「勇気づけの心理学」
競争主義が強まり、賃下げや解雇の不安も高まる…。頑張っても、なかなか報われ感が得られない時代に、どう生きて行くのか? 
職場や教育の現場、子育てや家族関係の改善、そして自分自身を成長させていきたい人にすぐに使える心理学。
★ストーリー(案)★
主人公は人気洋菓子チェーンに勤める28歳の由香里。これまでの実績が認められ、激戦区のスーパーバイザーに抜擢されはりきる毎日。ところが、実際任された現場は問題の巣窟だった! 言うことを聞かない店長たちや、パート、アルバイト。小さなことでクレームを付けてくるお客様…。しかも、自分のスーパーバイザーとしての使命は、じつは、不採算店舗のリストラだったことも判明し、やる気を失いかける。心の寄りどころだった恋人に振られ落ち込む由香里の前に、小さな老人が現れる(アドラー博士の幽霊)。由香里はさまざまなピンチをアドラー心理学を学ぶことで乗り切っていく。

◆『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』執筆秘話シリーズの3回は次のとおりです。

6月5日付けブログ 『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』執筆秘話(1)
6月7日付けブログ 『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』執筆秘話(2)
6月11日付けブログ『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』執筆秘話(3)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です

昨日(6月10日)は、株式会社 ヒューマックス 代表取締役の木村 孝さんと一緒に 11:00に株式会社 チームフロー に代表取締役の平本あきおさんを訪ねました。

平本さんは、アドラー心理学をもとに「プロコーチ養成スクール」を主宰している人で、28年前にヒューマン・ギルドとの出会いがあり、その後、東京大学大学院、シカゴ・アドラー心理学大学院を修了し、帰国後しばらくヒューマン・ギルドのコーチング室長を務め、その後独立した人です。

13:30頃まで株式会社 チームフロー の執行役員 中田久美子さんを交えた4人で赤坂見付のうまやで昼食しながら歓談しました。
私はもっぱら聞き役でしたが、ずいぶん勉強になりました。
とりわけ平本さんの任せる技術、木村さんのミッションが参考になりました。


さて、『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(日本能率協会マネジメントセンター、1,500円+税、7月上旬発売予定)がいよいよ アマゾン で告知され始めました。

タイトル : 『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』
著者 : 岩井 俊憲
種別 : 単行本
出版社 : 日本能率協会マネジメントセンター
発売日 : 2014-07-04

『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』 [単行本] 
岩井 俊憲 (著), 星井 博文 (その他), 深森あき (その他)

内容紹介

『7つの習慣』のコヴィーや、『人を動かす』のカーネギーなどに影響を与えた、いわば「自己啓発の祖」ともいえるアドラー心理学。
その基本が、マンガと詳しい解説で一気にわかる1冊です。
人気洋菓子チェーンに勤務する由香里がひょんなことからアドラー先生の幽霊と出会って、その助言のもと成長していくマンガのストーリーと、解説頁のサンドイッチ形式で、楽しみながら学べます。

◆今までの『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』執筆秘話シリーズの2回は次のとおりです。

6月5日付けブログ 『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』執筆秘話(1)
6月7日付けブログ 『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』執筆秘話(2)

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

アドラー心理学ブームによって、講座の申し込み状況が順調で、受講者数は、昨年の1.5倍から2倍多くなっています。
ありがたいものです。

11/22日(土).23(日).24(月、休)開催のSMILEリーダー養成講座 は、早くも満員御礼を迎え、急遽、12月コースを12/26.27.28(金.土.日3日間コース )として開催することにしました。
1日目10:00-18:30  2日目9:30-18:30  3日目9:30-17:30
<料 金>85,000円+消費税(91,800円)、再受講は20,000円+消費税(21,600円、テキストはご持参下さい)

さて、自分の感情を洞察する方法の3回目です。

今までは、自分の感情を洞察する私なりの切り口のポイントを次の4つだとしてお伝えしています。

1.陽性・陰性のどちらの感情か
2.時間軸はどうか―過去・現在・未来のどこに向かうか
3.心理的距離は
4.目標と現状のギャップはどのようであるか

 今回は、2.の感情の時間軸をテーマにします。

まずは、下の写真をご覧ください。

 感情を時間軸で、(1)現在の感情、(2)過去に向かう感情、(3)近未来・未来に向かう感情、の3つに区分します。

表を見ても(1)の現在の感情が一番種類が多いです。

(2)の過去に向かう感情としては、陽性感情では懐かしさ、許し、陰性感情では後悔、恨みがあります。

また、(3)の近未来・未来に向かう感情としては、陽性感情では安心感、期待が、陰性感情では焦り、心配、不安があります。

近未来・未来に向かう陰性感情のうち、厳密に言えば、焦りは近未来、不安は未来の感情です。

ここで、未来に向かう陰性感情の不安と、陽性感情の期待が実はコインの裏表のようだということを考えてみましょう。

未来のことに確信を持てないと不安な状態が続きますが、肯定的に捉えることができると期待に代わります。

同じように、過去のことも、「あの人のせいで」と恨み続けていたものが、何かの要因によって許しに代わることがあります。

「感情のコントロール法」セミナーを次のとおり開催します。
自分の感情とのつき合い方が楽になります。

日 時:6月21日(土)9:30~17: 30
会 場:ヒューマン・ギルド研修室
受講料:プレミアム会員18,000円+消費税(計19,440円) 、一般21,000円+消費税(計22,680円)
*今後自分の感情を洞察するのに役立つ資料がついています。
お申し込み:ヒューマン・ギルドのホームページの「感情のコントロール法」セミナー をご覧の上、「申し込みフォーム」から

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月8日)は、ヒューマン・ギルドで第23期 ELM勇気づけトレーナー養成講座 の2日目が開催されました。

参加者の10人が2つのグループに分かれて、ELM勇気づけトレーナー体験を2日間で2回しました。

私はオフィスで『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(日本能率協会マネジメントセンターから7月上旬発行)の最終原稿(エピローグ、はじめになど)を書いていました。

時々笑い声が聞こえてきます。

最後は、12章の「自分への勇気づけのメッセージ」

サプライズでパートナーに読んで贈呈してもらった写真が下のとおりです。
涙している人がいました。照れくさそうな人も。

15:30からは、小島まり子さん(ELM勇気づけトレーナー & SMILEリーダー)に30分ほど集客に関するご苦労などを語っていただきました。
「へこむことも多かった」小島さん、「おばあちゃんになっても勇気づけを伝え続けたい」と結びました。
小島さん、ありがとうございました。

その後、私がファシリテートして30分でお客様にELM勇気づけ講座をお伝えする訓練。

最後は、講師の小倉 玄さん、永藤かおるさんからご挨拶、修了証の授与、一言感想など。

 

集合写真も撮りましたよ。

かくして第23期 ELM勇気づけトレーナー養成講座 は終わったのですが、講師だったはずの鈴木三穂子さんがお見えになれなかった理由は、お母様が6月7日に熱海のマンションで逝去されたからでした。

私は、鈴木さんのお母様と2度お目にかかったことがありますが、最初は、2010年3月31日の靖国神社で夜桜能が開かれたときでした。

その時のことを2010年4月1日のブログに 靖国神社夜桜能 として書いていますので、ご覧ください。

また、鈴木さんは、お母様とのことを5月15日配信の「人生の名言メルマガ」(配信元:一般社団法人 人間塾)にvol.5「 親への感謝からすべては始まる 」として書いていらっしゃいます。

感動の文章の転載を鈴木さん、小倉広さんのご了解をいただきましたので、鈴木さんのお母様のご冥福を祈りつつコピペさせていただきました。
是非お読みください。

***************************
vol.5「 親への感謝からすべては始まる 」

「親への感謝からすべてが始まる」

小倉広著「僕はこうして苦しい働き方から抜け出した。」(WAVE出版)より

ある高齢者用のマンションで一人暮らしをしている私の母は、現在85歳です。
2011年に父が他界して、何事にも前向きに生きていた母が別人のようになってしまいました。
仕事と家庭、そして育児を立派にこなし、趣味はスキー、ゴルフ、登山、お能、そして茶道教授。晩年は女性山岳会のリーダーとしてヒマラヤトレッキングに2回、モンゴルに4回、カムチャッカトレッキング、そして、槍ヶ岳登頂。
今でも母の自慢話に困ることはありません。
決まり文句のように、「ベストを尽くしなさい。そうすれば結果がどうであれ自分が納得できるのよ!」と言われ続けてきた私は、まるで詐欺にでもあったような、信じられない気持ちでした。

かかりつけの病院の玄関スロープで、弱々しく私の腕につかまりながら歩こうとする母に、私は驚きを隠せず嫌悪さえ感じました。そして、きつい言葉を吐きそうになる自分を必死で抑えていました。
けれど、「お父さんがいなくてすごく悲しい、寂しくてしょうがない、生きているのが辛い・・・」と連発する母に、ついに我慢できず、「お母さん、私はね、もう10年以上一人で頑張ってきたのよ、一言だってそんな弱音を吐いたことある?ないでしょ?それに、お母さんは聴いてくれなかったでしょ!私だってお父さんのことを考えたら悲しい、もうお父さんに会えないなんて考えたくないのよ!だけど、仕方がないじゃない!受け入れての乗り越えるしかないでしょ!死んだ人はどんなに祈っても帰ってこない。生きているほうが辛いのかもしれない。でもね、私たちはありがたいことに生きている。辛いことも、悲しい苦しいことあるけど、嬉しいことや幸せなこともあるじゃない!」

大きな声で叫ぶように言いながら、私は自分が何をしたいのかどこに向かっているのか、全くわからなくなっていました。
母に向かって言っているのか、自分に言いたいのか、何がなんだかもうわからない・・・私だって悲しい。
私を心から愛してくれた父。人生の喜びをいくつも教えてくれた父。
厳しかった父。そして、優しかった・・・でも、もう会えない。

私は父のことを考えないように、思い出さないように一生懸命にがんばっていました。
けれど、母はそんな私の気持ちなどおかまいなしに嘆き悲しんでいます。
最愛の夫を失った母の悲しみを受け入れる余裕は、私には全くありませんでした。

けれど、いずれはこの母とも別れることになります。母にも会えなくなる。
それが頭ではわかっているのに、今ここに在る母に、どう接していいのか私はわからなかった。
気がつけば「ダメだし」ばかり、いつも勇気づけの講座で言っていることと全く逆です。
母との電話を切ると必ず起こる無力感と後悔。
「私は何をやっているんだろう?」
何が母の身に何が起こったのだろう?
自分が母に感情的になって大きな声を出
す目的は何だろう?
母が3ヶ月ごとに具合が悪くなり急遽飛んでいかなければならないのは何故・・・?
やっと落ち着いて考えられるようになったのは、父の一周忌を過ぎた頃でした。
お互いが心に大きな恐れを抱いていました。
母に対する落胆や不安、期待を裏切られたような気持ちが怒りに変わっていたこと。
そして、こんなことをしていたら、必ず後悔するとわかっているのにも関わらず、具体的にはただ戸惑うばかりで何もしていないのです。

このままではダメだ。
なんとかしなければ・・・と、高齢者支援の仕事をしていた友人に相談し、やっと、これは母が言ってるんじゃない、老いが言わせているんだ。
母は今だって私の大好きな、素敵な自慢のお母さんなんだと捉えることができるようになりました。
出来ることをしよう。
どんな反応でも気にしない。
自分の思いが伝わっても伝わらなくても、とにかく出来ることをしようと決心しました。

それからは試行錯誤の連続です。
例えば、使いやすそうなタオルを見つけたのできっと喜んでくれるだろうと思って送りましたが、何の音沙汰もなし。
なんか変だな?と思って電話してみるとご機嫌ななめな雰囲気が伝わってきます。
「タオル使ってみた?やわらかくていいでしょ?」
「ああ、せっかく送って頂いたけど、あれね、Sさんのお見舞いに送ってあげようかと思っているのよ。」
え~!?
何が気分を害したのでしょうか?
その一言を聴いた時は正直ショックです。けれど、決心したのです。
とにかく自分が受けた衝撃は一旦棚上げして考えてみます。
少し経ってわかったのは「嫉妬」。
自由に銀座や恵比寿のデパ-トで買い物が出来る娘に嫉妬したのです。
何かおもしろくなかったのでしょう。以前の私ならそこで即喧嘩です。
でも、「そんなこと言わないで使ってみてよ~、私とお揃いよ~お母さんに使ってほしいなぁ!」なんてとりあえず言ってみますが、傷つかないわけではありません。
これが結構きついのです。
私はカウンセラーじゃなくて娘です。
無理は続きません。
母との関わりを新たに創っていくことの難しさに直面して疲れ、自分が傷つかずに一方的に今の気持ちを伝える術はないものだろうか?と、途方にくれていたとき、ご縁があって、小倉広さんの「僕はこうして、苦しい働き方から抜け出した」という一冊と出会いました。

「親への感謝からすべてが始まる」

この一行を見たとき私はハッとしました。
そして、小倉さんとお母様の話を
読み進んだ時には、ぼろぼろと大粒の涙が流れだしました。
「感謝」です。
そうだ、とにかく感謝を伝えよう!
いいことがあっても感謝。少々辛いことがあっても感謝。
なんたって、今こうして元気に生きているのは母の愛あればこそ。
そして、亡き父の愛あればこそ。

そしてその日から、母に葉書を書くことにしました。
それは母のためではありません。自分のためです。
年老いた母とあとどのくらい共に生きることができるのかわかりませんが、私は毎日「感謝の葉書」を書くことに決めました。
時々書けなくても良し。とにかく継続することにします。
どんなに思いがあっても、何かしらの方法で相手に伝えなければ、残念ながら無きに等しいのです。
果たしてこの方法が良い結果となるか否かはしばらく時間が過ぎてからでないとわかりませんが、やっと見つけた具体的な行為を習慣にすることができました。

あなたがどんなあなたでも、あなたが今ここに存在していることに感謝を、そして私が、今ここに在ることにも感謝を伝えようと思います。
私がどんなに頑張っても父の代わりはできません。
でも、無事に母を父のもとへ送り届けるその時までは、私ができることをやり続けようと思います。

筆者:一般社団法人 人間塾 人生学認定講師 鈴木  三穂子(すずきみほこ)
http://www.ningenjuku.net/qualified-list/

発行人: 一般社団法人 人間塾 代表理事 小倉 広(おぐらひろし)
http://www.ningenjuku.net/company/

***************************
本メルマガは小倉広さんが代表理事を務める一般社団法人 人間塾が配信するメルマガです。
週1回~3回程度の配信を予定しています。

登録および登録解除はこちら  http://www.ningenjuku.net/  
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<お目休めコーナー> 6月の花(8)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月7日)は、ヒューマン・ギルドで第23期 ELM勇気づけトレーナー養成講座 が開催されました。
一番遠くは、愛媛県からご参加の小出さん。

長野県駒ヶ根市からご参加の下平さんは、高速バスが運休のためマイカーで。ところが、高速道路が途中遮断のため、一般道路に出て、大月で車を預けてのご参加。
ご登場の折は、拍手が湧きました。

もっと大きな緊急事態がありました。
主任講師の鈴木三穂子さんから朝の6:30に私のスマホに電話が入り、講師を務められないご連絡が。
そのため、主任講師を小倉 玄さんに務めていただき、永藤かおるさんとのコンビで進めました。

私は、最初の講師力養成の「伝え上手になる方法」をファシリテートしました。
皆さん、たった2時間のうちに見違えるほどの伝え方名人になりました。
これは、感動モノでした。

午後からは、2つのグループで、分担された章を担当して進めるかたちに。

私は、午後から欠礼して、原稿書き、カウンセリング、来客応対をしていました。

また、ELM勇気づけトレーナー養成講座 で初めて懇親会を欠礼しました。
小倉 玄さんを含めた数人で行かれたようです。

<お目休めコーナー> 6月の花(7)

 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月6日)の午前中は、外部で80数人を対象としたメンタルヘルス講演(セルフケア)を行ってきました。

16:30には『週刊 ダイヤモンド』の記者2名がやって来て、同誌6月28日号(6月23日発売)で「アドラー心理学特集」を22ページにわたって記事にする件に関し追加取材を受けました。

「アドラー心理学をビジネスシーンという視点で切り取ることで、ビジネスマンの悩みを解消する手助けをする」のが目的です。

最初は、早稲田大学教授の向後千春先生のところに取材に行ったのだそうですが、向後先生から「ビジネスに生かすアドラー心理学のことなら岩井先生のところに」と言われ、前回5月23日に私のところに来たのです。
向後先生、ご紹介ありがとうございました。


さて、『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』執筆秘話の2回目です。


(アドラー先生登場の場面)

最初に(株)日本能率協会マネジメントセンター出版事業本部の久保田 章子さんからこの本の企画をいただいたのは、昨年の10月10日のことで、アドラー心理学がブームになる以前のことでした。

October 10, 2013 3:07 PM
To: info@hgld.co.jp
Subject: 書籍企画のご相談

突然のメールで失礼いたします。
私、日本能率協会マネジメントセンターの久保田章子と申します。
出版事業本部でビジネス関連の書籍の編集を担当しております。

岩井様に書籍企画のご相談をさせていただきたく、 ご連絡いたしました。

アドラー心理学について、入門書の位置づけで、 書籍を作りたいと考えております。

(途中略)

マンガ(ストーリー)で体感して、 解説頁で詳しく読んで知識を得る、という流れの本です。
そのご執筆をぜひ岩井様にお願いできれば、 と考えております。

もしもご興味をお持ちいただけましたら、 ぜひ一度ご相談にお伺いしたい次第です。

ご検討のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。

私はすぐさま久保田さんに電話し、近く始まる  アドラー心理学ベーシック・コース に参加してみませんか、と提案したら、久保田さんはすぐ参加を決断しました。

みっちりアドラー心理学のエッセンスを頭に入れた久保田さんは、構想を練られたようです。
なお、写真の最前列左から2人目が久保田さん。

ところで、時は現在に飛んで、その久保田さん、昨日のメールで私を焦らせることを知らせてきました。

『週刊ダイヤモンド』の23日発売号でアドラー心理学特集をする、
ということで、販売に協力してもらって、
アドラーフェアを実施するK書店本店ほか
主要書店で先行発売をすることにしました。

通常ですと、7月2日配本ですから、
すでにマンガが並ぶころにはダイヤモンドは次週号になってしまいますので。
数日でも一緒に並んだほうがよいと判断して、
今、書店に掛け合っています。

現状、K書店本店、Bエキスプレスでは、
先行販売にOKをいただいています。



お尻に火がついた私は、3:30に起きて、加筆に取り組んでいます。

初版の発行部数もいつの間にか3割増しになっていました。


(チェック済みのゲラ)

<お目休めコーナー> 6月の花(6)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

一昨日(6月4日)のブログで、自分の感情を洞察する私なりの切り口のポイントを次の4つだとしてお伝えしました。

1.陽性・陰性のどちらの感情か
2.時間軸はどうか―過去・現在・未来のどこに向かうか
3.心理的距離は
4.目標と現状のギャップはどのようであるか

この4つが自分で洞察できると、今どんな感情を抱いているのか、それはどんな影響を自分に与えているのか、どのように対処すればいいかが見えてくることも書いています。

今回は、1.陽性・陰性のどちらの感情か、についてです。

私の昨日のことを日記風に書いて、出来事に伴う感情を書いてみることにします。

昨日(6月5日)は、宇都宮の看護学校の集中講義があるので、5:00に起床しました。
睡眠時間は十分ではないものの「爽快感」を伴って目覚めました。

7:12東京発の新幹線で宇都宮に行こうとして、改札を通ろうとしたら、改札口が開きません。「困惑」して駅員に尋ねたら、日付の指定が6月4日だったので無効だと言われ、窓口で当日の特急券を買うように言われました。
指定はともかく、特急券まで買わなければならないことに「理不尽さ」を感じました。

指定券を含めて2,790円の余分な出費を出すことについて、日時指定を間違ってしまったことにほんの少し「後悔」がありましたが、乗ったつばさ号の車両が空いていて、「開放感」を味わいました。

看護学校の授業の際は、学生の私語に少しばかり「煩わしさ」を感じましたが、休憩時間に多くの学生が質問に来るのに答えながら「貢献感」がありました。

帰りは珍しくバスで宇都宮駅に行き、駅で餃子を買って帰り、カミさんに焼いてもらっていただき、「大満足」でした。



以上は、私の昨日の出来事の一部を列挙したものですが、上に書いた感情を陽性感情と陰性感情に区分すると、次のとおりです。

陽性感情・・・・爽快感、開放感、貢献感、大満足

陰性感情・・・・困惑、理不尽さ、煩わしさ

(1)自分が味わう感情をその時々に陽性感情と陰性感情に区分してみること、さらには、(2)馴染みやすい感情をエピソードを陽性感情と陰性感情のどちらかを洞察すると、生活に充実感が出てきて面白いです。

判断基準は、以下のとおりです。
上を陽性感情、下を陰性感情とします。

 

「感情のコントロール法」セミナーを次のとおり開催します。

 

日 時:6月21日(土)9:30~17: 30
会 場:ヒューマン・ギルド研修室
受講料:プレミアム会員18,000円+消費税(計19,440円) 、一般21,000円+消費税(計22,680円)
*今後自分の感情を洞察するのに役立つ資料がついています。
お申し込み:ヒューマン・ギルドのホームページの「感情のコントロール法」セミナー をご覧の上、「申し込みフォーム」から

 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月4日)は、オフィスの大幅レイアウト変更。
社員総出に加えて、レイアウト設計をご担当いただいた一級建築士の小平康史さん(ヒューマン・ギルド プレミアム会員)
も加わり、体力と知恵を出しました。

意外に早く終わりました。

オフィスに入りたての光景は次のとおりです。

数日後にしっかりと仕切りを入れます。

作業が意外に早く終わったので、私は、日本能率協会マネジメントセンター出版事業本部 久保田 章子さんから送られてきている『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(7月上旬発売予定)のプロローグから3章までをチェックをしました。

この本は、マンガと文章を組み合わせて作られるもので、主人公の前島由香里さんは、老舗洋菓子チェーン『ブルーメ』のエリアマネージャーを務める28歳の女性です。
「もっと頑張らなくては」という気持ちが強く、周囲とも摩擦を起こします。

そん由香里さんが倉庫の中でアドラーとライサ夫人のツーショットを見つけたところから物語が急展開します。

もう発売日が決まっているのに、まだ私は文章を書き終えていません。
あと1週間以内で終わらさなければ・・・・・。

お尻に火がついて大変。


今日は宇都宮の看護学校で人間関係論の集中講義をしてきます。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月3日)は、D出版社のTさん、ライターのWさんとの最後の打ち合わせを終え、武蔵で打ち上げの懇親会を行いました。
9月出版予定ですが、順調に行って良かったです。
ただ、他の出版社の原稿チェックの仕事が重なって多忙です。

今日は、ヒューマン・ギルドのオフィスの大幅レイアウト変更です。
社員総出で肉体労働に従事します。

さて、今日から数回、自分の感情を洞察する私なりの切り口についてお伝えします。
ポイントは、次の4つです。

1.  陽性・陰性のどちらの感情か

2.時間軸はどうか―過去・現在・未来のどこに向かうか

3.心理的距離は

4.目標と現状のギャップはどのようであるか

この4つが自分で洞察できると、今どんな感情を抱いているのか、それはどんな影響を自分に与えているのか、どのように対処すればいいかが見えてきます。

私は実は、この4つの切り口をもとに、アドラー心理学の本の読みこなして「感情のコントロール法」セミナー を開発しました。

次回から4つの切り口について詳しく書いていきます。

「感情のコントロール法」セミナーを次のとおり開催します。

日 時:6月21日(土)9:30~17: 30
会 場:ヒューマン・ギルド研修室
受講料:プレミアム会員18,000円+消費税(計19,440円) 、一般21,000円+消費税(計22,680円)
*今後自分の感情を洞察するのに役立つ資料がついています。
お申し込み:ヒューマン・ギルドのホームページの「感情のコントロール法」セミナー をご覧の上、「申し込みフォーム」から

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

5月に受けた人間ドックの結果、2か所ほど異状を指摘され、紹介状を2通預かる体験をしました。

 

1つは、以前も、というよりか健康診断の度に指摘されることであるため慣れているのですが、もう1つは、実はかなりショックでした。何せ健診センターの医師から直接お電話をいただいたのですから。

次のような妄想が起きました。

私は、あと4~5年でこの世を去る。それにしては、やりかけの仕事が多すぎる。
95歳まで現役を続けるつもりだったが、その夢は25年も早く終わってしまう。
カミさんは気の毒に、伴侶のいない生活を30年近く続けることになる。

私は、かかりつけの医師(A先生)がもともと、ショックを受けた領域の専門家であることを思い起し、紹介先の総合病院でなく、不安な気持ちを抱きながらA先生を昨朝訪ねました。

A先生は、診断結果と画像を見て、こういっしゃいました。

「顔のしわのようなものです。年齢と共にこのようなことは出てきます。念のために薬を出しておきましょう」

「え、それだけでいいのですか?」と私。

「私だってきっとありますよ。ただ、怖くて検査をしないだけですよ」


午後2時からはもう1つのことの二次検査のため健診センターへ。

担当医師はとても親切な人で、いろいろ説明してくれます。

検査が終わって、所見をお聞きするとき、「紹介状を書きますか?」と言われました。

あまり前後関係が読めなかった私は尋ねました。

「紹介状のあるなしで、どれがどう違うのですか?」

「紹介状を出すと、データはその先生のところにいきますが、出さないと、当センターにだけ残ることになります」

ということは、肝心の私自身には、説明を受けただけで、詳しいデータを手にすることができない、ということになります。

「個人情報ですから」とあっさり言われ、紹介状とデータを預かって来たものの、不可解な気持ちで一杯でした。
検査データを本人に知らせないのって、「インフォームド・コンセント」の点でどうでしょうか?

紹介状を口実にデータを預かった私、総合病院でなく、A先生をまた、紹介状を持ってお訪ねしよう。
A先生ならいろいろ教えてくれそうですもの。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

6月1日の昨日、とても暑かったですね。
日本各地の多くが真夏日だったそうです。
私は、ひたすら原稿書き、原稿チェックに励んでいました。 
テレビで野球の早慶戦も観ていました。

さて、「勇気づけ」にとても参考になる本の紹介です。

『ほめる!知恵―子どもの心を動かす具体的な方法』(多湖 輝著、海竜社、1,400円+税) 

ほめる!知恵―子どもの心を
動かす具体的な方法
多湖 輝
海竜社

千葉大学名誉教授の多湖 輝先生の、10年以上も前の本で、「ほめる」のタイトルですが、内容は完璧に「勇気づけ」です。

「この本の最初に言った『叱る・しつけることが必要なくなるためのほめ育て』も、その究極においては、『ほめることが必要なくなる』ことが、子どものほんとうの成長であり、自立であるということを申しあげて、筆を擱(お)きたいと思います」と、この本の一番最後を結んでいます。

また、著者はこの本で10度くらい、アドラー博士シリーズで有名な星一郎先生のお名前を出し、教えられることが多かった、と書いています。

この本のベースはやはり、アドラー心理学なのです。

1.勇気をあたえるほめ方の知恵

2.自信をあたえるほめ方の知恵

3.能力を伸ばすほめ方の知恵

4.やる気にさせるほめ方の知恵

5.成功へ導くためのほめ方の知恵

6.成績をあげるほめ方の知恵

7.失敗を失敗にさせないほめ方の知恵

8.欠点を長所にさせるほめ方の知恵

9.これだけはやめたい逆効果のほめ方

の章立てを見ても、やはり「勇気づけ」の知恵の本です。

私が アドラー心理学ベーシック・コース で時々行う「ポジティブ・リフレーミング演習」がA先生経由で松原達也先生に伝わり、『自分発見「20の私」』に使われていることも知り、微笑ましい気分になりました。

◆「勇気づけ」を論じるなら、やはり『勇気づけの心理学 増補・改訂版』が決定版でしょう。

勇気づけの心理学 増補・改訂版
岩井 俊憲
金子書房

◆「勇気づけ」を体感するなら6月14日(土)、15日(日)開催の 勇気づけのワークショップ  がお勧めです。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

5月最後の昨日(5月31日)は、午前中にヒューマン・ギルドで中小企業診断士の勉強仲間「マネジメント・カウンセリング懇話会」の臨時集会。

午後は、雑務をこなしてから、カミさんの助けを借りて書類の大量廃棄。6月3日のオフィスの大幅レイアウト変更に備えました。

私は散らかし名人、カミさんは整理の達人。仕事がどんどん捗りました。

2人で神楽坂の五十番で夕食。小瓶の神楽坂ビールを飲みました。

 

写真にはありませんが、もちろん餃子も。
5段階評価では「4」でしょうか。

続いて カナルカフェ に移動してティータイム。

ちょうど結婚披露パーティーを行っていたグループがいて、花火が打ち上げられました。

行動主義心理学者のB.F.スキナーによれば、いわゆるコミュニケーション(彼の言葉では「言語行動」)には、指示・命令を伴う「マンド」と、指示・命令を伴わない「タクト」があるのだそうですが、私たち夫婦のコミュニケーションは、圧倒的にタクト・コミュニケーションです。
台湾に行っている息子のことを忘れて、おしゃべりをしていました。

ちなみに、夫婦の仲良し尺度―親子もそうですね―はタクト・コミュニケーションが充実しているかどうか、です。

ところで、この カナルカフェ、縁結びならぬ「縁強め」スポットです。

夫婦カウンセリングの後に「カナルカフェで時間を過ごしてはいかがですか?」と紹介すると、かなり感謝されます。


◆夫婦カウンセリングにご関心のある方は こちら をご覧ください。
セミナーを受けるなら こっち です。

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