見もの・読みもの日記

興味をひかれた図書、Webサイト、展覧会などを紹介。

読んだものと読んでないもの

2005-12-31 16:28:35 | 読んだもの(書籍)
 今年もあと数時間になって、そろそろ陽が傾いてきた。歳末閑日、しばし本のページをめくる手を休めて、心覚えに挙げておこう。

まずは、今年、読みかけて挫折したものと、買ったけどまだ読んでいないもの。

■深見奈緒子『世界のイスラーム建築』(講談社現代新書) 講談社 2005.3
 著者からのいただきものなのに...申し訳ない。

■高田修『仏教の説話と美術』(講談社学術文庫) 講談社 2004.1
 もっと「説話」について読みたかった。ちょっと「美術」寄りで挫折。

■磯崎新+鈴木博之+石山修武『批評と理論』 INAX出版 2005.3
 なんでだっけなー。途中で挫折。

■松本清張『昭和史発掘1』(文春文庫) 文藝春秋社 2005.3
 予想に反して、小説仕立てで読みにくかった。

■斎藤毅『明治のことば』(講談社学術文庫) 講談社 2005.11
 これは実証的だけど面白味不足で中断。
 以下は「これから読む予定のもの」。正月休み中に、どのくらい読めるかな。

■末延芳晴『荷風のあめりか』(平凡社ライブラリー) 平凡社 2005.12

■辻惟雄『日本美術の歴史』 東京大学出版会 2005.12

■松永昌三『福沢諭吉と中江兆民』(中公新書) 中央公論新社 2001.1

■山本武利『新聞と民衆』 紀伊國屋書店 1973.9(新装復刊2005.6)
 正確には、さっき読み終わったところ。新年の更新記事はこれから。

■石光真人『ある明治人の記録』(中公新書) 中央公論新社 1971.5
 で、次はこれに行きます。

 こうしてみると、最近、買っているのは明治モノが多い。この傾向は、しばらく続きそうである。大物では、福沢諭吉の著作集をまとめ読みしたいと思っている。この正月休みにそれをやろうかとも思ったのだが...冷静に考えると6日間じゃねえ。やっぱり、日常生活の合間に、やりくりして読書時間を作るしかないよなあ。


次は、読んだもの。年末年始は読書量が多くて、単独でUPしている余裕がないので。

○宝島編集部編『VOW nano!(バウなのっ!)』 宝島社 2006.1

 毎度おなじみ、街のヘンなもの=VOW。いつの間にか、ケータイサイトが立ち上がっていた。思えば「VOW」が始まった頃、カメラを持って街を歩くのは、すごく「稀」なことだった。たとえ街で「ヘンなもの」を見つけても、写真に撮って、カメラ屋さんで現像して、編集部に送るって、けっこう面倒臭い作業だったのだ。今では、ケータイのカメラで撮って、即送信。いかにもそんな感じのネタが多い(コンビニの品名表示の誤植とか)。いい時代(?)になりました。

○ほしよりこ『きょうの猫村さん1』 マガジンハウス 2005.7

 職場で話題になって、「立ち読みしかしてない」と言ったら、同僚の女の子が「年末の楽しみにどうぞ」と言って貸してくれた。うれしい~。小さいエピソードのひとつひとつも楽しいが、1冊通して読んでみると、大河ドラマの予感がする。続巻に期待。

 それでは、皆さん、よいお年を。
コメント
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