文とコミックで史実の流れから豆知識まで三国志の基礎を語りまくった1冊。はっきり言って単行本化には向いていない。コミック・エッセイ部分の文字が小さく、ぎっしりと詰め込まれていて、しかもそれが面白いものだから、前半部分は見開き2頁を読み終えるだけでぐったり。蒸しタオルを目にあてて休憩すること30分で次のページに挑む……という難読書。
内容的には総論から各論まで、正史と演義の違いまで含めて解説してくれているので、錆びついた知識を磨くには最適。ただし付け焼き刃に使うには、読むのに体力と集中力が必要。劉備や孔明など普通の本では好意的に取り上げられることの多いメジャーキャラには厳しめに、マイナーキャラまで言及しようという姿勢が嬉しいです。
誰か、せめてもう一回り大判にしろと言えなかったのか……。
【うまなみ三国志】【大澤良貴】【荒木風羽】
内容的には総論から各論まで、正史と演義の違いまで含めて解説してくれているので、錆びついた知識を磨くには最適。ただし付け焼き刃に使うには、読むのに体力と集中力が必要。劉備や孔明など普通の本では好意的に取り上げられることの多いメジャーキャラには厳しめに、マイナーキャラまで言及しようという姿勢が嬉しいです。
誰か、せめてもう一回り大判にしろと言えなかったのか……。
【うまなみ三国志】【大澤良貴】【荒木風羽】