19世紀のロンドンで若き英国貴族エリオット・マクスウェルがつましく暮らしているのも、錬金術にとち狂った先祖が遺した莫大な借金のせい。しかも、ある日突然、彼の館が大爆発したことから、テロリストの濡れ衣さえ着せられてしまったエリオットが一発逆転するには、怪しげな男たちに指図されるまま80日で世界を一周するしかない。それも地下の爆発跡から発見された人造美少女と共に……。
ヴェルヌの『80日間世界一周』を下敷きに……というより『80日間世界一周』だけをガイドブック代わりに押しつけられた少年の世界一周の、旅の行方やいかに!?
そういや、昔、『サイエンスくんの世界旅行』という学習マンガがあったなあ。
もう少し序盤のテンポが早いと読みやすいかと思いました。どちらかというと丁寧に順を追って説明しすぎかも(親切と言えば親切です)。あと、ヒロインにしろ、追っ手にしろ、もっとベタベタにパターンを踏襲する方が面白い気がします。あるいは『地球の歩き方』を模したような構成にしてしまうとか、素材が面白く、イラストが良いだけに、もう一工夫を要求してしまいます。
【一天四海のマーガレット】【80日間世界一周】【北沢大輔】【呉マサヒロ】【集英社スーパーダッシュ文庫】【錬金術】
ヴェルヌの『80日間世界一周』を下敷きに……というより『80日間世界一周』だけをガイドブック代わりに押しつけられた少年の世界一周の、旅の行方やいかに!?
そういや、昔、『サイエンスくんの世界旅行』という学習マンガがあったなあ。
もう少し序盤のテンポが早いと読みやすいかと思いました。どちらかというと丁寧に順を追って説明しすぎかも(親切と言えば親切です)。あと、ヒロインにしろ、追っ手にしろ、もっとベタベタにパターンを踏襲する方が面白い気がします。あるいは『地球の歩き方』を模したような構成にしてしまうとか、素材が面白く、イラストが良いだけに、もう一工夫を要求してしまいます。
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