
川鍋の叔父さんの言葉。
オカルト研はマイナーながら『完全紹介制でひやかしお断り』で、「すべてお見通しでお祓い一閃」なんてのは無理でも依頼者がそれなりに満足いくところまで請け負っている。
そのオカルト研に北聖学館大学からやってきた女子大生たちは、農業体験で出かけた山村から何か連れてきてしまったらしい……。
学園祭での事件を、というより森司の高校時代の同級生、板垣果那を中心にした事件が4つ。
でも、森司くんはいつまで朴念仁のへたれでいるんでしょうか?
「上から説教して気持ちよくなりたいだけの外野の意見なんか、聞かなくたっていいんです。あなた人生は、あなたのものなんだ。責任をとるのだって、あなた以外にいないんだ」
八神森司の言葉。
起きてしまったしまったことは悲しくて辛いことかもしれないけれど、だからといって最後までそうである必要はどこにもない。そんなことを告げてくれる物語です。
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