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身の引き締まる練習会

 現役でバリバリ演奏活動をされている方主催の練習会に参加させていただいた。お会いするのは多分5年ぶりくらいかな?10年くらい前は練習会でご一緒させていただく事もあったが、ご活躍はネットで存じていたものの直にお会いするのは本当に久しぶりだった。平日の休みは、普段は私はなかなか取れないので私が転職して先生になったのをご存知なかったのでお声掛けいただけたのかもしれない。今回はご一緒させていただいて本当にラッキーだった。
 メンバーも懐かしいお知り合いの方と初めてお会いする方(でもコンペでお名前は存じていました)と4名で和気あいあいと、尚且つそれぞれの方の音楽に対する熱い想いが伺える良い雰囲気の中で弾かせていただけた。
  私が弾いたのはラフ3番の第一楽章全部。初めて最後まで弾かせてもらった。そこで気がついたのが、前半の方が難しいかも?という事。和音は暗記ものでとにかく覚えこみ命だが、前半のめっちゃ広範囲に至るアルペジオとか、複雑な不協和音の連続のところとか、頭の中がパンクしそうで、まだまだま止まらずに弾けた試しがない。ここがダメというところは徹底して対策しているつもりなのにまだ足りないと良くわかった。それに、音色も良くないし。ピアノさんはヤマハだったがすごく音色が豊かだった。(それは演奏者の方がお上手のもあるかな?)すーっと伸びていく音が美しかった。フォルテも厚みのある良い感じの音でキンキンすることはなかったし〜〜。
 それでもやっぱりまだまだビビってしまう私。メンタル弱すぎ。もっと鍛えないとラフ3は弾けない。世の中のピアニストの方々の鋼鉄のようなメンタル、本当にすごいよねえ〜〜という思いを巡らせた…。
 
 練習会の後はランチをご一緒させていただいた。参加者の皆さんのピアノに対する熱い思いを伺い、また主催の方も少しも変わっておられず、本当に10年もの月日が経っていたなんて信じられないくらいだった。こういう出会い方ができるのは本当にピアノの素晴らしさだろうなあ。自分は恵まれているなぁ、ピアノやっててよかったなあと心が爽やかになったひと時だった〜〜。
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