これが琉球朝顔である。西洋朝顔科空色朝顔である。蔓等何処にも見えない。葉が生い茂るばかりである。この群生を見ていただきたい。それが下の写真である。日当りと水が満遍なく行き渡っているのである。その生命力や凄まじさがある。
現場はこの範囲の優に3倍はあるのだ。セイタカアワダチソウが蔓延るのと同様将来駆逐できずに植生を壊してゆくと言われている。
肥後朝顔、日本朝顔に比べてみるとこれらを朝顔と言っていいものであろうか。
「朝顔につるべ取られてもらい水」と言った風情ではない。情緒など何処にも見当たらない。育てるにすれば手を入れてやることが大事になるだろう。
この場所には芝桜のような植物が生えていたが、もう見ることは出来ないだろう。ブラックバス、緑亀、アメリカザリガニが日本固有の生物を駆逐してゆくようにじわじわと侵食していっているのかもしれん。そこにその恐ろしさがあるのである。