濃霧

　１月２０日午前８：００頃である。ご存知の方もおられよう。深い霧が世間を包んでしまった。南から暖かい風が冷たくなった大地の上を吹き渡って行ったのである。
　以前にもこのようなことがあった。昼間の気温が上がるようだ。
　私は今日歯医者に行かねばならないのだが、昨夜来から少し風邪気味で治療してもらおうとする気持ちが萎えている。眼前の光景と私の頭の中が同じようだ。

セスドノ古墳 冬

　左右対称に見えるであろう。綺麗な築山が造築されているのがよく判る。確かに現代に蘇らせたとは言え基本の円墳がこうでなければ出来るもののではない。これほどに秀麗な古墳を造った人達はどのような人達であったのであろうか。４００年末期から５００年初頭にかけての時代である。私はこの古墳に一目惚れしてしまった。