昭和49年8月16日(金)8:00 九州一周のスタートの瞬間である。姉と愛犬に見送られる。おっと写真を撮ってくれた人物を忘れてはならん。小、中校の同級生だが、彼が仕事に行く前に寄ってくれたのである。
この彼も後日仕事を辞め北海道を一月かけて周った。当然にそのときは我輩も見送りに行った。
写真を見ると愛犬が我輩の手を咬んでいるかのように見えるであろうがそうではない。飼い犬に手を咬まれるなどとみっともないことは彼に対してはやってはいない。
このとき既に柔道参段で、腕、胸、足には筋肉がついている。出発前日まで力仕事のバイトをやり、力を蓄えてきたのである。だから絶好調だ。
昭和50年8月16日(土)7:30 福井県境往復のスタートの瞬間である。
母と愛犬に見送られる。おっと写真を撮ってくれた人物を忘れてはならん。小、中校の同級生だが、彼は仕事が休みで写真を撮るためにわざわざ寄ってくれたのである。出発前日まで力仕事のバイトをやり、力を蓄えてきたのである。だから絶好調だ。
バイトをやるのは当然に旅費稼ぎ。及び自転車購入(オーダーメイド 博多で作ってもらい、博多まで引き取りに行き自転車で帰ってきた)カメラ購入、大学での生活費である。
当時デパートでの中元商品の包装のバイトをやっていた同級生は1日1350円、我輩は青果市場で22時~翌日7時まで。それで一日2500円である。力仕事で体力作りと金稼ぎの一挙両得である。